コイツらに嫌われるとヤバイ! 先輩社員もお手上げな5つのタイプ

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2016年04月07日 20:02  新刊JP

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『ゆがんだ正義感で他人を支配しようとする人』(梅谷薫著、講談社刊)
4月から社会人として働き始めた人にとって、今は慣れない環境に四苦八苦している時期だろう。だが、これだけは覚えておいた方がいい。

「会社には付き合ってはいけない人がいる」

「付き合ってはいけない人」とは端的に言うと、以下のような人だ。

・一度敵視した人に対しては、攻撃しないと気が済まない
・暴言や暴力によって相手を精神的に支配しようとする

「いい大人がそんなことをするわけがない」と思うかもしれない。しかし、こういう性質を持った「危険な人」はどの会社にも、どの組織にも一定数いるのだ。

彼らに嫌われたり、「敵」とみなされたら、会社生活は大変なことになる。
あの手この手であなたを攻撃することはもちろん、場合によっては今の場所から排除しようとするだろう。

『ゆがんだ正義感で他人を支配しようとする人』(梅谷薫著、講談社刊)にはこういった「危険な人」にさんざんいびられ、こき使われた揚句に心身の健康を損なった人の例が数多く取り上げられている。

彼らは大まかに以下の5つのタイプに分けられる。自分の会社に当てはまる人がいないかチェックしてみるといいだろう。

■付き合う人間に被害をもたらす「サイコパス」に気をつけろ!

近年、その名前がよく知られるようになった「サイコパス」は、この記事で取り上げる「危険な人」の最たる例だろう。

「良心がない」とよく言われるように、彼らは感情が薄く、他人の気持ちを考えることがない。利用できる人間は徹底的に利用するが、自分にとって利用価値がなかったり、自分に楯つく人間は容赦なく攻撃する。

一見すると仕事ができ、異性にもモテるが、近づきすぎると厄介なことになるかもしれない。

■「ボス猿」は威張るのが大好き

単純に命令したり、威張ったりするのが好きなタイプもいる。「上にはへつらい、下には威張る」といった人間はどの会社にもいるものだが、それはこのタイプに当てはまる。

「ボス猿」タイプと名付けられたように、縄張り意識が強く、自分のテリトリーを荒らすものを攻撃する傾向がある。

■肩書にしがみつく「小役人」のやり口

「ボス猿」と同じく「上には弱く下には強い」のだが、人の上に立つ野心はなく、今のポストを守りたい気持ちが強いのが特徴。今の地位を脅かされる不安や恐怖感から人を攻撃するケースが多い。ネチネチ嫌味を言ってくるのもこのタイプである。

■影響力の強い厄介な「お局」タイプ

えてして組織の中での影響力は肩書に比例するわけではない。名刺の肩書は低くても、じつは社内では絶大な影響力を持つ人もいる。その代表格が「お局」だが、これは女性だけではない。

古参の社員や、ベテランの課長など、その人がいないと仕事が回らないようになってしまっている部署は多いはずだ。彼らは自分の取り巻きを作り、職場の「空気」を作ってしまう。この「空気」に逆らうのは難しい。変に逆らうとあらぬ噂をたてられたり、陰口を叩かれるからだ。

■「メンタル不調」タイプには柔軟な対応を

中には「何の脈略もなく突然怒りはじめる」「言っていることがあまりにもコロコロ変わる」など、メンタル面の不調が疑われる人もいる。通院が必要なことは周囲の人も気づくが、なかなか本人に指摘しにくく、その結果理不尽なことで怒られたり、職場が混乱したりといったことが起きてしまう。

このタイプに対しては、当然医療機関の診察を勧めるべきだが、本人が嫌がるなら無理をせず周りとの関係調整に努める方法もある。

職場の上司や先輩にあてはまる人がいるならば、嫌な思いをしたり、傷ついたりする前に対処した方がいい。忘れてはいけないのは、どのタイプも「自分を悪いとは思っていない」こと。中には自分は正義を行っていると思っている人もいる。

これを踏まえたうえで彼らにどう対処していくのか。
同じ会社にいる限り「危険な人」とも付き合わなければならない場面もあるだろう。人間関係のストレスを少しでも軽減させるために、本書から学べることば多いはずだ。
(新刊JP編集部)

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