ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司が、またも“ルール・ダービー”で躍動した。10日に行われたブンデスリーガ第29節でドルトムントは、DF内田篤人の所属するシャルケと対戦し、2−2の引き分けに終わった。ドイツ紙『ビルト』が同試合の採点を掲載した。
先発出場した香川は、49分に芸術的なループシュートを沈めて、ダービー戦通算4ゴール目となる先制点を獲得。ブンデス100試合出場となった前節に続く2試合連発で、今シーズのリーグ戦7点目となった。
このゴールを「ワールドクラスのループ」、「年間ベストゴールの候補」と絶賛した同紙は、香川にこの試合最高点タイの「2」(最高1点、最低6点)をつけた。その他、DFマッツ・フンメルス、MFマティアス・ギンター、MFヘンリク・ムヒタリアンが「2」で並んでいる。
また、地元紙『Westdeutsche Allgemeine Zeitung』は、「後半開始直後は素晴らしかった。エリア内からのループシュートは一見の価値あり」と香川を称賛。だが、2−2で迎えた71分に決定機を外したため、「3−2としなければならなかったが、GKラルフ・フェアマンをかわすことはできなかった」として、採点「3」で評価は伸び悩んだ。
■『ビルト』紙によるドルトムントの採点
▼GK
ロマン・ビュルキ(フル出場)
採点:4
▼DF
スヴェン・ベンダー(フル出場)
採点:3
ソクラティス・パパスタソプーロス(フル出場)
採点:4
マッツ・フンメルス(46分までプレー)
採点:2
▼MF
ヌリ・シャヒン(フル出場)
採点:4
マティアス・ギンター(フル出場/1ゴール)
採点:2
モリッツ・ライトナー(73分までプレー)
採点:3
香川真司(フル出場/1ゴール)
採点:2
エリック・ドゥルム(フル出場)
採点:5
クリスチャン・プリシッチ(73分までプレー)
採点:3
▼FW
アドリアン・ラモス(フル出場)
採点:4
▼ベンチ
MFヘンリク・ムヒタリアン(46分からプレー/1ゴール)
採点:2
FWピエール・エメリク・オーバメヤン(73分からプレー)
採点:3
MFイルカイ・ギュンドアン(73分からプレー)
採点:3