全国の書店員が選ぶ『本屋大賞』に宮下奈都『羊と鋼の森』

0

2016年04月12日 21:10  CINRA.NET

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

CINRA.NET

宮下奈都『羊と鋼の森』表紙(文藝春秋)
書店員の投票で選出される文学賞『全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2016年本屋大賞』の受賞作品が発表された。

大賞に輝いたのは、宮下奈都の『羊と鋼の森』。『第154回直木三十五賞』候補にも選出された同作は、ピアノの調律に魅せられた青年が成長する姿を描いた長編小説だ。また、翻訳小説部門の大賞にはガブリエル・ゼヴィン著、小尾芙佐訳の『書店主フィクリーのものがたり』が選出されている。

今年で13回目を迎えた本屋大賞では、1次投票に全国435書店から552人の投票があり、2次投票では276書店から331人の投票があったとのこと。2次投票ではノミネート作品をすべて読んだ上で、ベスト3を推薦理由と共に投票する方式がとられた。今後は全国の各書店で同賞のフェアが実施される予定だ。

■宮下奈都のコメント
2016年の本屋大賞に選んでいただきまして、どうもありがとうございました。
この作品は、私にとっても大切な、大好きな物語です。
たくさんの方に読んでいただけたら幸せです。これからも、好きな物語を書いていこうと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

このニュースに関するつぶやき

  • 書店員や無くて本屋バイト(笑)
    • イイネ!8
    • コメント 4件

つぶやき一覧へ(1件)

ニュース設定