糖質制限ダイエット経験者、2人に1人が体調不良を実感

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2016年04月13日 12:00  QLife(キューライフ)

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糖質オフ(制限)ダイエットは心と体に影響

 4月に入り過ごしやすい日が増えてきました。暖かくなると気になるのが肌の露出。さらに露出が増える夏を迎える前に、ダイエットを始めようという女性もいるでしょう。株式会社ネオマーケティングが全国の20代から50代の女性1,880人を対象に、食事制限ダイエットに関する調査を実施しました。

 すると、近年メディアでもよく取り上げられる食事制限ダイエットのひとつ「糖質オフ(制限)ダイエット」の経験者は16.8%でした。また、朝昼夕の食事で糖質を制限する「スーパー糖質制限」の経験者も3%おり、一部のダイエッターの間で信頼を集めているようです。

 糖質オフ(制限)ダイエットの経験者315人に結果を聞いたところ、47.3%が「短期的に効果はあったがリバウンドをした」と回答。「効果はなく、体重の増減はなかった」も25.7%、「効果があり、リバウンドもしなかった」が19.4%という割合に。つまり、リバウンドせず体重をキープできたのは約5人に1人で、約半数が一時的にやせたけれどその後リバウンドを経験していました。

 さらに、糖質オフ(制限)ダイエットの経験者に、ダイエット中の体調の変化について聞いたところ、50.5%が体調不良を感じたと回答。具体的には、精神的な不調として「集中力がなくなった(32.1%)」、「頭がぼーっとするなど無気力になった(30.2%)」、「イライラしやすくなった(26.4%)」を、身体的な不調として「便秘気味になった(17.0%)」、「肌がぼろぼろになった(15.7%)」を挙げる人が多くいました。

青森・栃木・熊本は「ダイエット王国」

 今回の調査では、食事制限ダイエットだけでなく、ダイエット全般についても尋ねています。これまでに実践したことのあるダイエットで多かったものは、やはり「食事制限」で57.6%の人たちが経験していました。身体を動かす「運動系ダイエット」の経験者も44.1%と半数近くに達する一方で、「ダイエットをしたことがない」と答える人も35.6%います。

 ダイエットを失敗した理由では、「空腹に耐えられなかった」、「好きな食べ物を我慢するのが辛かった」が多く、食についての課題で断念したことがわかります。そこで、ダイエット中につい手が伸びてしまったものを聞くと、クッキーやケーキなど含む「洋菓子」が45.6%で、「ご飯・パン・麺類」の14.5%を上回りました。食事というより、間食やスイーツの誘惑に負けてしまうようです。

 今回の調査では、ダイエット経験者が多い都道府県別ランキングというユニークな結果も発表しています。それによると、全国で最もダイエットをしたことのある女性が多い都道府県は「青森県」で、じつに80.0%が経験有りでした。2位は75.0%の「栃木県」と「熊本県」。一方、ダイエット経験ありの女性が最も少ないのは、「山梨県」、「岐阜県」、「大阪府」、「愛媛県」で52.5%と半数でした。なぜこのような差が生まれたのか。今回の調査では明かされていません。是非とも解明していただきたいものです。(林 渉和子)

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  • 朝、ヨーグルト、チーズ、パン、豆乳。昼、夜ごはん少な目、おやつにどら焼きやシュークリームも食べ、夜食はチーズに魚肉ソーセージ。去年8月から15キロ痩せました。無理はしないですね。
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