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市価の半額以下で買えるものも? 問屋街の魅力とは

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2016年04月15日 14:12  BOOK STAND

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BOOK STAND

写真『休みをとってでも行きたい問屋街さんぽ』古谷充子 ジービー
『休みをとってでも行きたい問屋街さんぽ』古谷充子 ジービー
 食器や調理器具、ビーズやアクセサリーパーツ、服飾用品や文具などを求めに"問屋街"を訪れたことはあるでしょうか。

 かっぱ橋道具街、にっぽり繊維街、蔵前・浅草橋問屋街、横山町・馬喰町問屋街、築地場外市場、まっちゃまち筋商店街、千日前道具屋筋商店街、船場センタービル......これらはすべて、東京と大阪にある問屋街です。

 問屋とは、生産者から商品を買い入れ、小売りの店舗に卸す流通業者のこと。大量の商品をまとめ売りの価格で卸すため、元々一般消費者には門戸を開いていないものでした。しかし最近では、一般消費者に向けて商品ひとつから小売りする店も増えてきたのだといいます。

 卸値価格のお得な値段で多種多様な商品を購入することができる問屋街。本書『問屋街さんぽ』では、冒頭の問屋街のなかからオススメのお店を紹介。それぞれの問屋街の概要をつかむガイドブック的な役割も果たしてくれます。

 たとえば、普段家庭で使用する食器や調理器具などから、飲食店で使う専門的な器具や看板、のぼりといったものまで、訪れればあらゆる道具が揃う大阪・千日前道具屋筋商店街。

 なんばグランド花月の斜め向かいにある、黒地に赤く"道"と大きく書かれた看板が掲げられたアーケードに足を踏み入れると、南北150メートルに渡って問屋街が続きます。

 現在では、海外からの観光客も多数訪れている千日前道具屋筋商店街ですが、そのはじまりは明治15年頃のこと。法善寺の千日前から四天王寺のお大師さんや今宮戎神社へと続く参道に沿って、古道具屋や雑貨商が軒を連ねはじめたのが起こり。
 
 しかし明治45年、難波新地の大火災で千日前は一面焼け野原に。その後、大正期に入り、道具屋として専門店が再び開店しはじめ、大正14年には専門店が20軒ほどに増えたのだそう。そして太平洋戦争によって2度目の焼け野原となりながらも、終戦後にはバラックで復活を果たし、昭和30年代には現在のような形の店舗が整ったのだといいます。
 
 目移りするほど、たくさんのお手頃価格な商品が並ぶ問屋街。じっくり見て歩けば、掘り出しものもきっと見つかるはずです。本書の著者である古谷充子さんは、そうした問屋街を訪れるうえで気を付けたいこととして、次の5点を挙げます。

◇ 原則として土日曜・祭日が休みのところが多い
◇ 閉店時間が早い。16時には閉まってしまうところも!
◇ 歩きやすい服装で。狭い空間に未曾有の商品量。商品にぶつからないよう、ご注意。
◇ トイレはあまりないので、駅などですませて。
◇ クレジットカードが使えないところも多い。現金を多めに持っていこう!

 この5点を念頭に置いたならば、さっそく問屋街で賢くお得な買い物をしてみませんか?



『休みをとってでも行きたい問屋街さんぽ』
著者:古谷充子
出版社:ジービー
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