女性たちは唄を歌いながら大きな声で「私たちのコミュニティにセメント工場を建設しないで」と叫び、なんとか統合参謀総長のTeten Masduki氏、統合幕僚副長Jaleswari V Pramodhawardani氏と対話することができた。しかしそれでは満足しない彼女たち。「ジョコ・ウィドド大統領に会わせてほしい」、「大統領と話すまでは帰らない」と一歩も譲らなかった。
こうして一夜を明かした女性たちは、木箱に足を固定された状態で仲間に抱きかかえられながらジャカルタに事務所を構えるNGO「法律援助協会(Jakarta Legal Aid Institute:LBH)」へ移動。「足のセメント漬けは“死んだ地球”を意味している」、「何より環境の破壊や生態系が狂うことを恐れている」などと主張しながら過酷な闘いを続けているもようだ。