グーグル社員が使うメンタル管理術「シベリア北鉄道」とは

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2016年04月28日 18:02  新刊JP

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『心を整えるマインドフルネスCDブック』(あさ出版刊)
何となく目の前の物事に集中できずにボーっとしてしまったり、プライベートでの嫌な出来事を引きずって仕事が手につかなかったり、といったことはおそらく誰にでも経験があるだろう。

 不安や怒り、苛立ちなど、心と体のバランスを崩し、集中力を乱す要因は数知れない。こうした感情に支配されず、どう自分を立て直すかは誰しもが課題としている。それは、世界的企業の社員であっても変わらない。

 たとえば、グーグル。
 心の状態を整えるマインドフルネスを説いた『心を整えるマインドフルネスCDブック』(人見ルミ著、あさ出版刊)によると、グーグルでは抑えがたい感情によって心が揺れている状態から立ち直るための「シベリア北鉄道」というメンタルコントロール法が使われているという。

■グーグルで推奨されているメンタルコントロール「シベリア北鉄道」とは
 「シベリア北鉄道」とは、怒りや不安などマイナスの感情に押し流されそうになった時にやるべきことの頭文字を取ったもの。その手順はこのようになっている。

シ(S)……ストップ=いったん思考や行動を停止する
ベ(B)……ブレス=深く呼吸をする
北(North)……ノーティス=自分の心に注意を向ける
鉄(Rail)……レフテクト=熟考する
道(Road)……レスポンド=反応する、あるいは行動する

 グーグルでは、感情に支配されそうになったら、この言葉を思い出し、最初から順番に行動せよ、とされている。
 ちなみに、恐怖や不安、悲しみなどの情動を司るのは、脳の中の「扁桃体」だとされる。これを踏まえて、グーグルでは感情的になることを「扁桃体がハイジャックされた!」と言うそうだ。

 上司から理不尽なことを言われたり、困った事態に遭遇したりした時に冷静さを失うのは世界に名だたる大企業の社員とて同じ。もし、自分の心が負の感情に支配されそうになったら、「シベリア北鉄道」を思い出してみてはいかがだろうか。

 本書には、心を常に穏やかに、そして注意深く集中している状態に保てるとして、プロテニスプレーヤーのノバク・ジョコビッチや、アップルの創業者、スティーブ・ジョブズも取り組んでいたというメンタルコントロールの手法と考え方、習慣などが解説されている。自律神経を整え、パフォーマンスを最大化しやすい周波数で作られたオリジナル曲を収録したCDとともに、心身のバランス保つために役立ってくれるだろう。
(新刊JP編集部)

このニュースに関するつぶやき

  • なんか違うと思う。 これがホンマならGoogleの衰退は案外早いかも。まー、ただの提灯記事で書くことが無かった可能性のほうが高いが。
    • イイネ!4
    • コメント 2件

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