【アニメ漫画キャラの魅力】物語唯一のヒール!?「相模南」の魅力『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』

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2016年05月11日 08:30  キャラペディア

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主人公「比企谷八幡(ひきがやはちまん)」の同級生「相模南(さがみみなみ)」。クラスでは、ヒロインのひとり「由比ヶ浜結衣(ゆいがはまゆい)」のいるリア充グループの次グループに属しており、そこそこの影響力はありますが、リア充グループには逆らえない感じ。この物語においては珍しいヒールの役どころであり、彼女の為に八幡は苦境に陥り、挙句クラス中から嫌われる事になります。今回はそんな「相模南」の魅力についてご紹介させていただきます。


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⇒相模南とは?(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。)
http://www.charapedia.jp/character/info/5362/


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■相手によって態度が変わる?

 相模は、クラスではリア充グループの次に位置するグループに属しており、友人も多く“ぼっち”の八幡とは違い、毎日を楽しんでいるように見えます。やや軽薄な一面もあり、相手によって態度を変える事も。例えば、クラスを代表するイケメン「葉山隼人(はやまはやと)」には媚びたように話しますが、クラスを代表するぼっちの八幡に対しては見下した態度をとります。

■見栄っ張り

 また、少し見栄っ張りな一面も。文化祭実行委員となった相模は、自薦で実行委員長になりますが、相模には実行委員長を出来るだけの才覚はなく、実務は副委員長である「雪ノ下雪乃(ゆきのしたゆきの)」に任せきり。委員会の仕事はさぼりがちになります。委員長という肩書が欲しかっただけの見栄っ張りという事でしょう。しかし、この状態がいつまでも続くはずもなく、雪乃や八幡などが協力した結果、相模抜きで仕事が回るようになり、疎外感を抱いた彼女は失踪してしまいます・・・。失踪した相模を見つけた八幡は、相模に対してさらなる屈辱を与え、自分にヘイトを仕向ける事でこの事態を乗り切ります。自分へのさらなる悪評と引き換えに・・・。

■物語唯一のヒール

 この物語に出てくる登場人物はたいてい八幡と対立しますが、最終的には(うやむやも含め)敵対関係は解消します。しかし、相模については、そういった場面が描かれていません。ストーリー上の都合もあるのでしょうが、結局、相模と八幡は仲良くなれないと思います。ミーハーで見栄を張り、自分をよく見せたい相模。解決する為には自分がヒールになる事もいとわない八幡。考え方が真逆です。この為、相模と八幡の解決シーンはなく、結局相模は、八幡が主人公であるこの物語唯一のヒールになっているように思います。

 文化祭後は、メインストーリーと関係なくなり、物語には登場しなくなる「相模南」。八幡との対立は解消できておらず、物語唯一のヒールの立場は最後まで続きそうです。素はそんなに悪い子ではないと思いますので、普通の学園ラブコメであればもう少し魅力的に描かれた気もするのですが・・・。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:しゅるま(キャラペディア公式ライター)

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