井原西鶴が男同士の恋愛書いた「男色大鑑」300年以上を経てBLアンソロ化

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2016年05月12日 18:08  コミックナタリー

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「男色大鑑-武士編-」のカバーイラスト。
井原西鶴による男同士の恋愛をテーマにした短編小説集「男色大鑑」を、複数の作家がコミカライズするBLアンソロジー「男色大鑑-武士編-」が5月14日にKADOKAWAより発売される。

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「男色大鑑」は1687年に出版された計8巻の小説。4巻までは武家社会における衆道をテーマにしたものが多く、5巻以降は当時流行していた歌舞伎の世界を題材にした作品がメインになっていく。「武士編」は原作小説の前半をコミカライズしたもので、執筆陣にはオトノアヲ、雁皮郎、九州男児、黒井つむじ、時東穹生、眞山りか、宮木りえをラインナップ。装画にはZAKKのイラストが使用された。

なお6月15日には後編をマンガ化する「男色大鑑-歌舞伎若衆編-」も発売。九州男児、黒井、眞山、雁皮郎は第1弾から続いて参加し、そのほかの執筆陣はARUKU、阿弥陀しずく、大竹直子が予定されている。

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