頭痛は人生をどれだけ左右する?働く女性の頭痛問題と人生の充実度の関係を調査

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2016年05月18日 18:00  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

多様化する女性のストレス、多くの女性が頭痛に悩んでいる

 女性の社会進出が進む一方で、ストレスによる体調不良に悩む女性も増えています。体調不良の内容は人によってさまざまですが、今回取り上げるのは「頭痛」です。第一三共ヘルスケア株式会社が20代から40代の働く女性たち500名に対して行ったアンケート調査をご紹介します。

 アンケートで自身の仕事の状況について尋ねたところ、管理職で74%、ワーキングマザーで62.8%の人が「仕事が充実している」と回答。その反面、「以前と比べてストレスが増えた」と回答した人は全体で71.2%にも上り、88.8%が「女性のストレスは多様化していると思う」と回答しています。

 “頭痛のタネ”は確実に増えているようですが、どれくらいの人が頭痛に悩んでいるのでしょうか。頭痛の頻度については、「週に1回以上」と回答した人が最も多く32.4%、次いで「月に2、3回以上(21.6%)」、「月に1回以上(13.4%)」と、働く女性の多くが頭痛を認識しています。そして、6割の女性が「1年前よりも頭痛の頻度が増えている」と回答。特に管理職の女性は76%が頭痛の頻度が増えていると感じており、56%が「頭痛持ちである」と認識していました。

頭痛をコントロールできるかどうかで人生は大きく変わる?

 頭痛に「上手に対処できている」と回答した人と「上手に対処できていない」と回答した人とでは、1年間に頭痛を感じる日数に32.7日も差がついています。そして、この差が「人生の充実感」にも影響を及ぼしていると言えるような結果が出ています。

 例えば、「仕事が充実している」と回答したのが、上手に対処している人は60%だったのに対して、対処できていない人は45%。「仕事における上司の評価が高いと思う」と回答したのが上手に対処している人は56.6%だったのに対して、対処できていない人は39.6%に留まっていることから、仕事のパフォーマンスにも影響が出ている可能性があります。家族や恋人との関係などに関しても、上手に対処できている人のほうがポジティブな回答をする人が多くなっており、頭痛をコントロールすることの大切さが感じられます。

 専門家は頭痛の予防策として、デスクワークが多い人は仕事の合間のストレッチを、パソコンやスマートフォンを見る時間が長い人はブルーライトをカットするメガネの着用を勧めています。また、頭痛を悪化させないためにも、痛みを感じたら早めに薬を服用することが大切です。

 頭痛にはいくつかのタイプがあり、「拡張型頭痛」はストレスを多く感じているときに発症しやすく、女性に多い「片頭痛」はストレスから解放されるときに発症しやすくなるといわれています。自分の頭痛タイプを知って、上手に対処していきましょう。(QLife編集部)

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