ホーム > mixiニュース > 海外 > 【韓国珍スポ探訪記】なぜいま? ゴージャス&トホホな「江南スタイル像」なぜいま? ゴージャス&トホホな「江南スタイル像」

【韓国珍スポ探訪記】なぜいま? ゴージャス&トホホな「江南スタイル像」なぜいま? ゴージャス&トホホな「江南スタイル像」

1

2016年05月19日 22:02  日刊サイゾー

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊サイゾー

写真このポーズは、ひょっとしなくても?
このポーズは、ひょっとしなくても?

 2012年に世界的なヒットとなった「江南(カンナム)スタイル」。PSYの珍妙な乗馬ダンスは、キムチやヨン様と並ぶ、「これぞ韓国」的な説明不要の存在といえよう。

 こちら韓国でも、当時はどこに行ってもズッコズッコと「江南スタイル」が流れ、異常な盛り上がりを実感したものだが、2016年の今となってはさすがにトホホなコンテンツとなり、土産物店など外国人観光客を意識した場所以外では耳にする機会も少なくなった。まあ、大ヒット曲というものは、どこの国も同じようなものだ。

画像はこちら

 そんな今年4月、ソウル市江南区が今さら「江南スタイル」のブロンズ像を完成させ、ネット民の間で物議を醸している。ソウル新聞4月11日付の記事によると、ブロンズ像の制作予算は4億1,800万ウォン(約4,000万円)。「税金の無駄」という声も上がっているとか。

 とはいえ、懐の痛くない外国人としては、珍スポめいたスポットが生まれるのは大歓迎だ。4月15日には開幕式が行われ、アイドルなども登場したそうだが、普段着の江南スタイル像を拝みたかった私は、その4日後に足を運んでみた。

 地下鉄2号線に乗り、何も考えず江南の中心地である江南駅で降りたところ、ブロンズ像があるのはここではないことが発覚。さらに3駅先の三成(サムソン)駅に向かう。ややこしい……。

 三成駅に連結する巨大なコンベンションセンター、COEXを歩いていると、遠くに何やらバブリーな雰囲気を放つ、ライトアップされた金ピカの物体が登場! これぞ、うささの江南スタイル像だ。

 高さ5メートル、幅8メートル。クロスするリアルな2つの手首は、乗馬ダンスのそれだろう。手の下には地球をモチーフにした円形が描かれ、そこから発する光で七色に輝いている。

 とはいえ、像の下で乗馬ポーズを取り写真撮影する、浮かれた人など皆無。2016年に江南スタイル像ができるとは夢にも思わなかった市民は、「手首の疲れを表現したアート」「暴走する左手を抑える右手像」などと勘違いしているのかもしれない。しかし、左手に刻まれた「GANG NAM STYLE」の文字を見れば、どんなうっかりさんでも一目瞭然というもの。さらには像のどこからか、かつて飽きるほど聞かされた「江南スタイル」がノンストップで流れており、腰が抜けるほどわかりやすい仕様となっている。

 それからしばらく、人々がどのような反応を見せるのか遠くから眺めていたのだが、帰宅時間だからか皆、速足で像を横切っていく。駅から若干離れているため、待ち合わせスポットとしても微妙そうだ。夜のオフィス街にうっすらと流れるあの曲の無限ループは、わびさびすら感じさせるものがあった。

 江南区は毎年7月、「江南スタイル」の入ったアルバム発売の日を記念し、この江南スタイル像を中心に「サマーフェスティバル」を行うことを発表している(コリアヘラルド4月27日付記事。この場所で何万人もの人が乗馬ダンスをする日がやってきた暁には、江南区をまるごと珍スポと認定したい所存である。応援しています。

 ちなみに、世田谷区に建てられたサザエさん一家の銅像も4,000万円だそう。
(取材・文=清水2000)

このニュースに関するつぶやき

  • 江南スタイル?何それ。あ、説明は結構です。
    • イイネ!3
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

関連ワード

あなたにおすすめ

前日のランキングへ

ニュース設定