学校で「お金の授業」がないのはどうして?

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2016年05月23日 12:02  教えて!goo ウォッチ

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学校で「お金の授業」がないのはどうして?
子育てに関するセオリーが年々変わっているのをご存知だろうか? 親世代と現在では「良しとされること」がさまざま異なるそうだ。育て方には正解がないということかもしれない。

しかし、長年言われているが実現していない教育もあるようだ。「教えて!goo」で「なぜお金に関する授業がない?」という質問を発見した時、筆者も「たしかに」と頷いた。なぜお金の授業はないのか。寄せられた意見に一理あると感じたものがあったので紹介したい。

■親の収入によって生活ステージが変わってしまうから

「お金の基本を教えるって、何を教えるんでしょう。親の稼ぎを知ることから普通は始めませんか?」(toshipeeさん)

お金が使われるシーンとしてもっとも実際的なのは「各家庭の懐事情」だろう。世の中の平均月収をベースに話しても、仮に水準が低ければ比率は変わるし、高ければ税金など別の項目も増えてきてしまう。「家賃は月収の1/3がいい」という話もあるが、シーンにおける推奨であって正解ではない。

ただ、この点に関しては、「家庭で教えるべきところもあるのでしょうが、それならば、親がそのような金融リテラシーを持ち合わせていない子どもはどうするのか、という問題にもなります」(soixanteさん)といった意見もあった。仮にモデルケースであっても把握しておくのは大事ではないかと筆者は感じる。

■お金の稼ぎ方は、別の勉強が必要になる

「お金の稼ぎ方については法に触れる事もあるので、方法については経済学や法学が必要であり、それは小中の義務教育ではなく高校以上で行うべきことだろう」(ROKABAURAさん)

「いかにして稼ぐか」は流動的な項目であり、義務教育で教わるレベルではない知識や語彙も必要になってくる。寄せられた意見には「現在でも手一杯なので、これ以上の増加はつらい」という声も。抜本的に授業全体の見直しがない限り、義務教育での導入は難しそうである。

寄せられた意見から思うのは、「学校で教えるべきお金の話とは何か」ということだ。個人的には、これまで教育の過程がなく「各家庭に金融リテラシーがない」という前提で、社会保障を含めた「生きるためのお金の使い方」を教えるのは、ある意味で保健体育における性教育と同じように、今後直面することを見越して良いのではと感じた。

文部科学省のウェブサイトによれば、義務教育(普通教育)とは「全国民に共通の、一般的・基礎的な、職業的・専門的でない教育」であるという。この条件に当てはまるお金の知識とは? みなさんはお金の授業、あった方がいいと思うだろうか?

(松本塩梅)

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)



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このニュースに関するつぶやき

  • 人生とは仕事をしてお金を得て、税金を払いながら貯蓄にも励み、家や車や配偶者獲得や仕事上の野望等、独自に掲げた目標に向かい邁進して最後に死ぬ事。保険を掛ける必要性も仕事に必要な資格も政治の仕組みも、学校で習えたら。
    • イイネ!0
    • コメント 5件
  • そんなくだらねーコト教えるなら、家庭内で虐待に遭った際、外部のセーフティネットへの連絡や相談方法を教えた方が良い。ついでに初歩の人権や社会保障制度の存在や、その利用の仕方なんかもだが。子供の6人に1人が相対的貧困に曝されてるのでな。
    • イイネ!42
    • コメント 12件

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