「貯金がたくさんあることが苦痛」 成功者が語った衝撃の金銭感覚

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2016年05月24日 18:42  新刊JP

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『デキない人のお金の使い方 デキる人のお金の使い方』(CCCメディアハウス刊)
預金通帳の額がたくさんあると、普通ならば嬉しくなったり、心が湧きあがったりするものです。ところが、成功者に言わせると「誤解を恐れずに言えば、預金通帳にたくさんお金が貯まっていることは苦痛」だというのです。それは一体なぜなのでしょうか?

『デキない人のお金の使い方 デキる人のお金の使い方』(CCCメディアハウス刊)は「株の学校ドットコム」の運営者で投資家でもある柴田博人氏と、同じく「株の学校ドットコム」の運営者でマーケッターでもある竹松祐紀氏の2人の若きミリオネアが、人生を豊かにする「お金を使い方」を指南する一冊。

お金は貯めるものではなく、使うもの。使い方が良ければそれは人生に良い影響を与えるし、理想的に使えなければ、いくら貯めても無駄になる。お金の本質に迫る、2人のインタビューをお送りします。

(新刊JP編集部)

■「預金通帳にお金が貯まっていくことが苦痛」 成功者の衝撃的な金銭感覚。

――竹松さんにお聞きしたいのですが、主に同世代(30代中盤)の方に向けて「これはやってはいけない!」というお金の使い方とはどんなものですか?

竹松:絶対にしてはいけないのは、繰り返しますが、目的のない貯金です。私はこれを「死に金作り」と呼んでいます。お金を稼いで貯めることが目的になると、どんなに稼いで貯めても幸せになれません。むしろどんどん金の亡者のようになり、心が荒んでいきます。まさにお金も死んで自分も死んでしまうんです。

お金は使うことによって価値が最大限に発揮される道具です。自分が産み出した価値をお金に変えて、意味のない貯金で殺してしまうのではなく、有効な使い方によってお金に命を与え、生きたお金の使い方で感動と幸せを手に入れてほしいですね。千円でも人生を大きく変えるお金の使い方を出来るのですから。

――柴田さんには、これまでの人生の中で、お金に対して一番悔しい想いをした出来事、お金があって良かったな、と思う出来事をお聞きしたいです。

柴田:大げさに言うと、実は毎日いつも悔しい想いをしています。理由は「もっと上手にお金を使えるのではないか?」と日々考えているからです。

誤解されることを恐れずに言うと、貯金通帳にお金がたくさん貯まっていくのが苦痛なんです。日々、一生懸命仕事をしているので、お金が私の口座に入金されるのですが、そのお金を理想的に使えない自分がいるときに悔しさを感じます。しっかりとした目的を与えられていないお金が手元にあることは本当に悔しいというか、辛いことです。

通帳にある現金をいつまでにどんな風に使い、それでどれだけ自分と他人を成長させ、幸せにするか。そこにしっかりとした目的があるなら、とても理想的です。お金を稼ぐことだけではなく、その反対側の「意味あるお金の使い方」をすることが、お金の本来の価値を生かすことにつながりますから。

――では、逆にお金があって良かったと思うことはなんですか?

柴田:自分の可能性も、他人の可能性も、世の中の子供達の可能性も広げられると感じていることですね。

私も竹松さんも宇宙旅行のチケットを購入しています。もうお金を払い込んで近年中に飛び立つ宇宙船に乗って宇宙旅行に行く予定ですが、私にとって宇宙に行くことは可能性の象徴なんです。宇宙に行けるぐらいの可能性があるなら、どんなことでもできるのでは、とワクワクしてしまいます。

お金があると、色々な教育を受けられ、色々な経験を積み、色々な可能性を広げることができます。私は生きるという事とは、今より将来に可能性を感じることだと思っています。死ぬ直前まで生きたい。死ぬ直前まで可能性を感じていたい。そんな意味で、お金は可能性を感じさせてくれる偉大で価値ある道具だと思っています。

――本書をどのような人に読んでほしいとお考えですか? まずは竹松さんからお願いします。

竹松:人生に対して可能性を感じているけれど、何から始めたら良いか分からない人に読んで欲しいですね。年齢的にイメージが一番わくのは、私が起業した時の年齢である26歳の人です。ただし、その年齢は人によるので一概には言えませんが。

何をやれば良いか分からないという人が、自分の日頃のお金の使い方を変えていくことによって、投資的にお金を使い、自分を成長させ、世の中に喜びを生み出せる人になっていってほしいです。その延長線上に、起業という選択肢もありますが、それをするかどうかはどちらでも良いと思っています。

結局最後にうまくいく人は世の中のために自分の知恵や時間を使い、自分のお金を使える人です。そんな人が増えることを願って本書を書きました。

――柴田さんはいかがでしょうか。

柴田:この本は、もっと自分らしく可能性を感じて日々の生活を生きたい。と思う全ての人に手にとってもらいたいと思って書きました。

お金は所詮、道具です。しかし、この道具をちゃんと学び、使えるようになることで人生の可能性は大きく広がります。逆に、この道具の使い方がマズイと人生を大きく壊していってしまいます。なので、まずこのお金という道具と、どう付き合っていくのか。そしてどう上手く使っていくかを考えるきっかけになれば嬉しいですね。

10年経っても20年経っても古くならない本になるようにしました。ぜひ毎日を生き生きと充実させたいと思っている人に、「デキるお金の使い方」の一つとして、この本を手にとってもらえればと思っています。

(了)

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