手塚治虫『人間ども集まれ!』舞台化、戦争のために「輸出」される人間描く

1

2016年05月30日 20:11  CINRA.NET

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

CINRA.NET

TCアルププロジェクト『人間ども集まれ!』チラシビジュアル
TCアルプの舞台『人間ども集まれ!』が、10月20日から長野・まつもと市民芸術館小ホールで上演される。

長野・松本で活動するTCアルプは、まつもと市民芸術館の芸術監督・串田和美のもとに集った演劇人で構成される劇団。『人間ども集まれ!』は、手塚治虫が1967年から『週刊漫画サンデー』に連載した風刺漫画をもとにした作品だ。

戦争のために「死んでもいい人間」として世界に輸出するため、小さな独立国・太平天国で製造された男でも女でもない「無性人間」が、やがて自由を求めて反発し、無性人間を生み出す特殊な精子の提供を強制されている男・天下太平と共に人間を相手に立ち上がる、というあらすじになっている。

脚本・演出を手掛けるのは木内宏昌。原作の初版本を所有する木内は、かねてから同作の舞台化を構想していたという。今回の公演ではワークショップを重ねながら作品作りをしていく予定だ。チケットは6月25日10:00から販売開始。

    ランキングゲーム・アニメ

    前日のランキングへ

    ニュース設定