大谷翔平が日本最速163キロを記録! 高校、大学、メジャーの最速記録は?

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2016年06月06日 18:10  ベースボールキング

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日本最速記録を更新した日本ハムの大谷翔平
日本ハムの大谷翔平が5日の巨人戦、4回一死満塁の場面でクルーズに投じた4球目に日本最速となる163キロを記録した。そこで、高校生、大学生、メジャーリーグでマークしたストレートの最速記録を見ていきたい。

 まずは高校生を見てみると、花巻東高時代の大谷翔平が、12年夏に行われた岩手県予選で160キロを計測している。これが地方予選、甲子園大会含めた最速記録だ。甲子園大会に限ると、07年夏に記録した仙台育英高の由規(現ヤクルト)と、済美高時代の13年夏にマークした安楽智大(現楽天)の155キロが最速となる。

 ちなみに、由規は同年に行われた日米親善試合で157キロを計測し、01年夏に日南学園高の寺原隼人(現ソフトバンク)がスカウトのスピードガン表示で158キロをマークした。

 大学生はというと、中央大時代の沢村拓一(現巨人)、東海大時代の菅野智之(現巨人)、今年のドラフト候補の中塚駿太(白鴎大)が記録した157キロが最速だ。沢村は大学4年(2010年)の時に東都春季リーグ戦・東洋大戦で記録し、菅野は大学ジャパンの一員で出場した世界大学野球選手権のキューバ戦で157キロをマーク。菅野が157キロを記録した時の打者は、現在ロッテで活躍するデスパイネだった。

 そして今年、白鴎大の中塚が4月10日に行われた関甲新学生リーグ・関東学園大戦で、沢村、菅野が持つ大学最速記録に並んだ。中塚は昨秋までリーグ戦で白星はなく、無名の投手だったが、春のリーグ戦で存在感を見せている。

 また、海の向こうメジャーリーグを見ると、ヤンキースの守護神として活躍するアロルディス・チャップマンが、レッズ時代の2010年9月24日のパドレス戦で記録した169キロが最速だ。

 チャップマンといえば、11年4月18日のパイレーツ戦で球場のスピードガンで171キロを計測している。ただ、この記録はテレビ中継や大リーグ公式サイトの測定器などで誤差が生じたため、参考記録となっている。

 今後、日本の最速記録を更新した大谷が、チャップマンの記録にどこまで近づけるかが1つの楽しみとなりそうだ。

このニュースに関するつぶやき

  • 何が凄いって、投手一本でやってる選手ではなくて、バッターもやりつつこの記録を残していること。
    • イイネ!24
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