「生理」のことはわかっても「生理用品」のことは知らない?
画像はリリースより生理中は体の不調や情緒不安定などから、ついパートナーの男性に当たってしまう女性もいるかもしれません。男性は、生理中の女性の体の不調についてどう思っているでしょうか。株式会社シー・コネクトが20代から30代の男性107人を対象に、女性の生理に関する調査を実施。女性の生理についてどのくらい知っているのか、どのように考えているのか尋ねました。
まず、生理期間中に排出される経血の量について正しく認識しているか調べるため、全経血の量を50mlの栄養ドリンクの本数で予想してもらいました。個人差はありますが、経血の量は20mlから140mlが標準といわれています。なので正解は1本から3本分です。この質問に正解したのは全体の57%。半数以上の男性は、経血の量を正しく認識していることがわかりました。
次に生理は何日ぐらい続くと思うか尋ねたところ、「1週間程度」が64%で、「4日程度」が31%、「2日程度」が5%でした。正解は1週間程度ですが、4日程度で終わる人も一定数いますので、9割以上が正解です。また1回の生理で使う紙ナプキンの枚数では、「10〜20枚」が51%で、「21〜30枚」が29%、「31〜40枚」が18%でした。正解は約31枚から40枚ですから、正解率は2割。生理のことは知っていても、生理用品のことまで知っている男性は少ないようです。
生理中の体の不調、情緒不安定を理解している男性は多い
また、生理中にどのような症状が出るか、あてはまると思う症状を選んでもらったところ、「下腹部が痛い」、「わけもなく涙が出る、いらいらするなど情緒不安定」が8割超え。そのほか「肌が荒れる」、「寝込むほどだるい、疲れる」が7割を超えており、多くの男性が生理中には体に不調が表れ、精神的に不安定になることを認識していることがわかります。
生理中かもしれないという女性に対し、気遣っていることがあるかを尋ねると、「イライラされても気にしない。家事を手伝う」、「荷物を持つなど、力仕事は代わるようにしています」、「体に負担のない食事をする。鉄分等を多めに摂取できるような食事にする」など、女性の身体と心への負担を気遣い、積極的な手伝いやフォローをしていることがうかがえる回答が多く見られました。
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今回の調査で、生理中の不調を理解している男性が多いことがわかりました。女性も辛いときには、身近の男性に助けてほしいと言葉で伝えることが大切なのかもしれませんね。(林 渉和子)
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