布団に入った後や、急に運動をした時など、ふとした時に脚のふくらはぎがつることはありませんか? 頻繁に心当たりがあるという人は、原因が気になりますよね。普段からできる予防策、緊急対策法を覚えておけば、いざという時も安心。ぜひチェックしてみてくださいね。
■ふくらはぎがつる!こむら返りのメカニズム
ふくらはぎがつったとき、筋肉の一部が自分の意思とは関係なく収縮した状態になっています。この突然の筋肉の収縮は、「腱紡錘(けんぼうすい)」と呼ばれるアキレス腱にある器官が、筋肉を制御できなくなることで起きるのだそう。
■「寝ている間に足がつる」のはなぜ?原因って?
運動不足や筋肉量の減少も、足がつる原因だといわれています。加えて血行不良や冷え、脱水傾向も要因となることがあり、エイジング世代の、特に睡眠中に起こるのはこのためだと考えられているのだそう。また、ミネラルバランスの崩れもそのひとつだといわれています。ただし糖尿病や椎間板ヘルニア、脳梗塞、下肢静脈瘤などの病が原因のこともあるようなので、安易に見過ごさず、注意が必要といえそうです。
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■改善すべきは2つの不足!足がつるのを予防するには
「運動不足」を解消しよう!
ふくらはぎがつるのを予防するには、適度な運動やストレッチなどで、筋肉の衰えや血行不良を改善することがポイントに。もちろん普段から充分に歩くよう意識するのも◎。睡眠不足したり疲労がたまったりすることはもちろん、体を冷えたままの状態にしておくこともおすすめできません。
「ミネラル不足」も要注意
先述のとおり、原因となるミネラルが不足した食生活も避けたいですね。カルシウムやマグネシウムなどを意識的に摂り、ミネラルバランスを意識しましょう。また、弾性ストッキングを履くことで予防できることもあります。
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■「ピキーン!」ときたら試したい対策・対処方法
突然ふくらはぎがつると動揺してしまいますよね。もし「ピキーン!」と来たら、足首や足の指をつかみ、足の甲を手前に引っ張りながら、ふくらはぎを伸ばすという対策方法があります。徐々に痛みが和らいでくるでしょう。症状が治まった後は無理なマッサージなどを避け、運動も控えるようにしましょう。
いかがでしたか? ふくらはぎがよくつるという人は、ぜひ普段から生活習慣や食生活を見直してみましょう。(LAR編集部)
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