エクアドル対ペルー戦は熱戦の末にドロー…グループ突破は最終戦に持ち越し

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2016年06月09日 13:12  サッカーキング

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1ゴールを挙げたエクアドルのエネル・バレンシア [写真]=Getty Images
コパ・アメリカ センテナリオ USA 2016のグループステージ第2戦が8日に行われ、ブラジル代表とハイチ代表が対戦した。

 グループBはブラジル、エクアドル、ハイチ、ペルーの4カ国がグループ突破を争う。ブラジルとの初戦をスコアレスドローで終えたエクアドル。グループステージ突破を目指し、第2戦では初勝利を狙う。一方、ペルーは初戦でハイチに苦しめられながらも、1−0の辛勝。2連勝を収めて早々に決勝トーナメント進出を決めたいところだ。

 開始早々に先制したのはペルー。5分、中盤やや左の位置でパオロ・ゲレーロがボールを受けると、エリア手前のクリスティアン・クエバへパスを入れる。クエバが華麗なターンで相手ディフェンスをかわし、ゴール右下にシュートを突き刺した。

 続く13分、ペルーは右サイドのハーフウェイライン付近でFKを得ると、レンソ・レボレドが前線にロングボールを入れる。ゲレーロがこれを競り合うと、流れたこぼれ球をエディソン・フローレスが振り向きざまにワントラップから左足シュート。これがGKアレクサンデル・ドミンゲスのタイミングを外す格好になり、ボールはゴール右下に吸い込まれた。ペルーがあっという間に2点のリードを奪った。

 さらにペルーが追加点を狙いにいく。23分、右サイドでFKを獲得すると、クエバが右足でクロスを供給する。ゴール前に飛び込んだレボレドがフリーでヘディングシュートを放ったが、ここは惜しくも枠の左へ外れてしまった。

 エクアドルはここまでなかなかチャンスを作れないでいたが、前半のうちになんとか1点を返す。39分、右サイドでアントニオ・バレンシアがこぼれ球を拾うと、ドリブルで中央に切り込み、エリア手前右からエリア内に浮き玉のパスを送る。これをエネル・バレンシアがワントラップから右足ボレーで決め、1点差に詰め寄った。このまま2−1でペルーがリードしてハーフタイムを迎える。

 1点を追うエクアドルは、後半開始からフアン・カルロス・パレデスを下げ、ハイメ・アジョビを前線に入れる。これでA・バレンシアを右サイドバックの位置に下げ、E・バレンシアを右サイドハーフに、前線にJ・アジョビが入った。

 すると48分、エリア手前左でミジェール・ボラーニョス、ジェフェルソン・モンテーロとつなぎ、モンテーロがクリスティアン・ノボアとのワンツーからエリア内左でフリーになる。GKを引きつけて中央に折り返すと、ボラーニョスが無人のゴールに押し込んでエクアドルが同点に追いついた。

 エクアドルは一気に逆転を狙いたいところだが、ここでアクシデントが発生する。ボラーニョスが左足を痛め、62分にフィデル・マルティネスと交代。マルティネスが右サイドに入り、E・バレンシアが再び前線に戻った。

 その後は両チームともに勝ち越しゴールを目指して攻撃に出る。後半アディショナルタイム3分にはペルーが決定機を迎えたが、ラウール・ルイディアスはチャンスを決めきれなかった。なお、この場面でエクアドルのガブリエル・アチリエールが2枚目のイエローカードを受けて退場した。このまま試合は2−2のドローに終わり、両チームともに勝ち点1を積み上げるに終わった。

 12日に行われる第3戦で、エクアドルはハイチ代表と、ペルーはブラジル代表と対戦する。

【スコア】
エクアドル代表 2−2 ペルー代表

【得点者】
0−1 5分 クリスティアン・クエバ(ペルー代表)
0−2 13分 エディソン・フローレス(ペルー代表)
1−2 39分 エネル・バレンシア(エクアドル代表)
2−2 48分 ミジェール・ボラーニョス(エクアドル代表)

【グループB順位表】(左から消化試合数/勝点/勝敗/得失点差)
1位 ブラジル 2/4/1勝1分/+6
2位 ペルー 2/4/1勝分/+1
3位 エクアドル 2/2/2分/0
4位 ハイチ 2/0/2敗/−7

このニュースに関するつぶやき

  • 伯国の友人とも話したのだが、伯剌西爾の蹴球水準の低下が著しい。国際大会において二試合消化時点で敗退の可能性があるというのは今迄想像も出来なかった。同班の国々が以前ならば練習相手にもならなかったのに。
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