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ビル2階の高さで技を繰り広げる! 上野学園高校トランポリン部

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2016年06月14日 19:11  スタディサプリ進路

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スタディサプリ進路

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高々と空中にジャンプし、技を披露する「トランポリン」。あまり馴染みのないスポーツだけど、実はオリンピック種目のひとつでもある。

このトランポリンを部活としてやっているのが、東京の上野学園高校だ。創部40年という歴史を持ち、過去に全国大会で団体優勝をしたことがあるほどの強豪なんだそう!

そこでさっそく、練習を見に行ってみることに!

空中を軽やかに舞うトランポリン競技

ビル2階の高さで技を繰り広げる! 上野学園高校トランポリン部
(http://journal.shingakunet.com/wp-content/uploads/2016/06/toranporin_01.jpg)

体育館をのぞくと、大きなトランポリンの上で、部員たちがピョーンピョーンと気持ち良さそうに飛び跳ねたり、空中で回転したりしてる!

近づいてみると、トランポリンのバネがギシッときしむ音がして、想像以上の迫力…!


「5〜6mくらいの高さまで飛び上がるので、着地には体重の約20倍もの負荷がかかるんですよ。しっかりと体幹を鍛えて、きちんとした姿勢で跳ばないと、着地に失敗して大ケガをしてしまうこともありますね」


とは、トランポリン部顧問の谷田拓真先生。

楽しそうに見えてけっこう危険なスポーツなんだ…。でも、そもそもトランポリンってどうやって勝敗が決まる競技なの? 高く飛べたほうが勝ちとか…!?


「トランポリンは主に、高さ、空中で披露する技の難易度、美しさの3つを審査員が採点し、勝敗を決めます。試合では、10回連続でジャンプして技を披露するんですよ。技が続けられなかったり、トランポリンの外に着地してしまった場合は、その時点で失格です」(谷田先生)


トランポリンの技には、体をひねる『タックバラニー』や、後ろに宙返りする『タックバック』など、アクロバティックなものが何十種類もあるそう。これを、地上6mの高さでやるのだからすごい!

上野学園高校のトランポリン部は、18名の部員のうち約半数が初心者だという。

こんなに難易度が高い技を、みんなどうやって習得しているの?

1年生の蓮池亮太くんに聞いてみた。

ビル2階の高さで技を繰り広げる! 上野学園高校トランポリン部
(http://journal.shingakunet.com/wp-content/uploads/2016/06/toranporin_02.jpg)


「技の練習をする前に、まずはまっすぐ跳べるようにならないといけないんです。入部前の部活見学の時は、先輩たちがピョンピョン跳んでいるのを見て『簡単そう!』って思ったんですけど、いざやってみると、全然跳べなくて…。ちょっと視線がズレたりアゴが上がったりするだけで、バランスが崩れてしまうんです。トランポリンでは、高くキレイに跳ぶために、ヒザをピンと伸ばした状態で足首の力で踏み切って跳ぶのですが、これが難しいんですよ! コツがつかめるまで、何度も練習しました」


ビル2階の高さで技を繰り広げる! 上野学園高校トランポリン部
(http://journal.shingakunet.com/wp-content/uploads/2016/06/toranporin_03.jpg)


「あと、まっすぐ跳ぶには体幹がすごく大事なんです。踏み切る時に、ちょっとでも左右に重心がズレると、空中でバランスを崩して次のジャンプに入れなくなるので、体幹を鍛えて軸がブレないようにしています」(3年生・小林夏月さん)


そんな彼らの筋トレ方法は、逆立ちをして歩くこと!

これをやることで、つま先から頭までが一直線になり、体幹を鍛えるのと同時に正しい姿勢も身につくのだそう。

そしていざ、技の練習を始めると、今度は“恐怖心"が大きな壁になるという。


「前に回転する時はまだいいのですが、後ろに回転する技は、回る瞬間まで後ろの景色が見えないのですごく怖いんです。何度も練習を重ねて『ここまで高さがでていれば大丈夫』『この場所なら、トランポリンの外に出てしまうことはない』と、体で覚えるしかないんです」(1年生・中野碧くん)



「僕は、無理な体勢のまま技を続けたことで、危ない思いをしたことがあります。そのあとは、なかなか恐怖心が消えなくて苦労しました」(3年生・板橋快くん)


一瞬でも気を抜くと、ケガにつながってしまうんだ。かなり過酷…。

ビル2階の高さで技を繰り広げる! 上野学園高校トランポリン部
(http://journal.shingakunet.com/wp-content/uploads/2016/06/toranporin_04.jpg)


「空中に浮いている時間はだいたい2秒なのですが、その間に『安全に技ができるか』を判断しなければいけないんです。試合では、10回連続で技をやらないと失格になってしまうので、体勢が崩れて予定していた技ができない時は、一瞬で決断して別の技に変えることもありますね」(3年生・三浦伶音くん)


そんなことまで…! トランポリンは、頭の回転の早さも必要なスポーツなんだ!

トランポリンだからこその感動がある…!

心と体をフルに使うトランポリン。その魅力とは?


「一番は楽しいことです! 技ができた瞬間も楽しいし、普通は見られない景色を見ながら高く跳んでいる時も、とにかく楽しい! 体がほわっと浮いて無重力みたいになるのも気持ちいいなって思います。トランポリンを始めて9年目なんですけど、何回跳んでも楽しいですね」(小林さん)



「だんだん高く跳べるようになってくると、声援が下から反響して聞こえるようになるんですよ! それがすごく不思議で心地いいんです。この感覚は、他の競技では味わえないんじゃないかなって思っています」(中野くん)


最後に今後の目標を聞くと、


「先輩たちは大きな大会でメダルを獲ったことがあるんですけど、私たちはまだないので、メダルを獲得するのが目標です!」(小林さん)


と熱く語ってくれた。

ビル2階の高さで技を繰り広げる! 上野学園高校トランポリン部
(http://journal.shingakunet.com/wp-content/uploads/2016/06/toranporin_05.jpg)

未来のオリンピック選手が誕生するかもしれない上野学園高校のトランポリン部。今後の活躍に注目したい!

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