「テニミュ」「刀ステ」など2.5次元ミュージカルに迫る!『美術手帖』「2.5次元文化」特集

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2016年06月16日 07:51  キャラペディア

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ミュージカル『テニスの王子様』記事より
6月17日発売の『美術手帖』7月号は、「2.5次元文化 キャラクターのいる場所」を特集する。日本のマンガ、アニメ、ゲームを中心とするポピュラーカルチャーにおいて、近年「2.5次元文化」と呼びうる、ライブ性や体験性の高い表現形態が注目を集めている。例えば、ミュージカル『テニスの王子様』をはじめとする「2.5次元ミュージカル」や、声優がキャラクターとしてパフォーマンスをするコンサート、アニメやマンガ作品の舞台を訪れるコンテンツツーリズム、コスプレ、映画館での応援上映、SNSのキャラクターアカウントなど、現実と虚構、2次元と3次元のあわいに立ち現れる文化を指す。

本特集のPART1では「2.5次元舞台/ミュージカル」にフォーカスし、ミュージカル『テニスの王子様』を33ページにわたって特集。「『テニミュ』という魔法の国のつくり方」と題し、松田 誠(エグゼクティブプロデューサー)、上島雪夫(オリジナル演出/振付)、三ツ矢雄二(脚本/作詞)、古田一紀(越前リョーマ 役)、三浦宏規(跡部景吾 役)、内海啓貴(日吉 若 役)らのインタビューから、「2.5次元ミュージカル」を牽引する本作品の魅力を解き明かす。

そして、5月に開催された「コンサートDream Live 2016」を撮りおろした、スペシャル・フォトページも収録。

また、今年5月に上演され好評を博した、舞台『刀剣乱舞』について、本作品を支えたスタッフ、キャストのインタビューを掲載する。三日月宗近役を務めた俳優・鈴木拡樹をはじめ、小坂崇氣(ニトロプラス代表取締役)、末満健一(脚本/演出)、惠藤高清(衣裳)が登場。原作ゲームの世界をいかにして演劇として表現するか、その舞台裏が語られる。

さらに、様々な舞台作品に出演する俳優・植田圭輔、舞台『弱虫ペダル』の演出・脚本を務める西田シャトナーなど、2.5次元舞台をひもとくキーパーソンのインタビューや、2.5次元舞台を多角的に分析・考察する論考も掲載する。

PART2では「2.5次元文化領域」と称される、キャラクター文化の諸相を紹介。今年大きな注目を集めている、劇場版『KING OF PRISM by PrettyRhythm』の応援上映に着目し、菱田正和監督のインタビューと、論考をあわせて掲載。さらに、「コンテンツツーリズム」「アイドル×声優」「コスプレ」などのキーワードごとに、2.5次元文化を解説する。

観客や読者、ファンといった受容者が、「プレイヤー」として能動的に作品に参加することで、作品世界に豊かな広がりを生み出す「2.5次元文化」。それらを一望することは、イマジネーションの力や、現代のリアリティーを考える、ひとつのきっかけになるだろう。

(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト
(C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会 撮影=網中健太
(C)舞台『刀剣乱舞』製作委員会
(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)2008/「弱虫ペダル」GR製作委員会2014
(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/マーベラス、東宝、セガ・ライブクリエイション

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