2連覇なるか? HKT48指原莉乃の「したたかさ」を生む逆転の思考術とは

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2016年06月18日 10:02  新刊JP

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『逆転力〜ピンチを待て〜』(講談社刊)
今日6月18日、新潟で『AKB48 45thシングル選抜総選挙〜僕たちは誰についていけばいい〜』が開催される。

昨年の41stシングル選抜総選挙で1位に返り咲いたHKT48の指原莉乃は、1日に発表された速報では渡辺麻友に1位を譲り、2位にとどまっている状況だが、連覇に向かってこのままでは終われないだろう。

最近は、バラエティ番組で恋愛に関する意味深な発言をしてネットニュースで取り上げられるなど、スキャンダラスなイメージをむしろ逆手にとっているようにも見える指原。3月には『スキャンダル中毒』という写真集を講談社から出版している。

では、指原はいかにして逆境を乗り越え、今なお人気を集め続けているのだろうか。

2014年に出版された『逆転力〜ピンチを待て〜』(講談社刊)に彼女なりの「逆転」の思考術が書かれている。

■「ラッキーを見つけるのが得意」

2012年、週刊誌の記事を発端に、突然、AKB48の姉妹グループであるHTK48への移籍を言い渡された指原。そのとき、本気でAKB48をやめるつもりだったという。しかし、プロデューサーである秋元康から「貢献しなさい」という言葉をもらい、ルールを破った自分が何をしたらファンは許してくれるのかを考えた。

当時HTK48はまだ活動をスタートさせたばかり。そこに自分が入っていって、盛り上げることが48グループ全体を盛り上げる一番の貢献になるのではないかと思い、「私の状況は、ピンチじゃなくて、チャンス」と気持ちを切り替えたという。

本書で「反省しないんじゃなくて、元気になるのがすごく早いんです。ラッキーを見つけるのが得意なんですよ」と指原は語る。

「博多はおいしいものがいっぱいあるぞ」
「飛行機のマイルがいっぱい溜まるぞ」
「大分のお母さんたちがライブに来れるぞ」
「もっと自分を成長させてくれる刺激や出会いがあるんじゃないか?」

どんなにネガティブなことが起きても、前を見ていれば、そこには楽しみや幸運があるもの。指原はそれを知っているのだろう。ラッキーはいきなり出会うものではなく、自分が見つけることで、現実にしやすくなるのだ。

実際、HKT48に移籍したことで、ハートはそれまで以上に強くなって、今の活躍があるはずだ。

■ポジティブな気持ちを持つからこそ魅力的に映る

「ピンチはチャンスだ」と強い気持ちで思い込む。
仕事を楽しむ。自分を幸せにしてあげられるのは、自分だ。
そういった気持ちで前向きに生きていくことで、ピンチをチャンスに変えることができる。

指原が多くのファンを惹きつける理由の一つはそこにあるのだろう。

(新刊JP編集部)

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