ノムさん、楽天・オコエの育成方法について語る「じっくり育てて欲しい」

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2016年06月20日 01:10  ベースボールキング

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『S1』(TBS系)に出演した野村克也氏
19日、『S1』(TBS系)にVTR出演した野村克也氏が、同日に行われたDeNA戦に『1番・中堅』で先発出場した楽天のドラフト1位ルーキー・オコエ瑠偉について解説した。

 野村氏は12日の放送でオコエについて「二軍に置いて、少年野球に教えるように素振りから教える。基礎基本をおろそかにすると、短命で終わってしまう」と二軍で徹底的に鍛えるべきだと話していた。だが、オコエは17日の試合で三塁打、18日にはプロ初本塁打と打撃の状態を上げてきた。

 この日の第1打席は先発・山口俊が投じた6球目のストレートを捉えるも二ゴロに倒れる。この打撃に野村氏は「これじゃあホームランは出ない」とバッサリ。その理由について「当たればなんとかなるっていう思いでバットを振ると手が先に出る。バッティングも人生も同じ。我慢、我慢」と解説した。

 3回無死走者なしの第2打席は低めの難しいボールに手を出し三ゴロ。「あんな低めの難しい球を力で打っている。王のバッティングを見てごらん。どこに力を入っているの?やっぱりバッターは力の抜け方を覚えて一人前だよ」。オコエの課題点を指摘した。

 第3打席は三ゴロに倒れ、6回二死一、二塁で迎えた第4打席は、初球の甘いストレートを見逃しストライク。「1球目のど真ん中の真っ直ぐを見逃すと、バッターは動揺するんだよ」と野村氏が話した通り、3球目の低めのフォークに手を出し一ゴロ。「ど真ん中のストレートで勝負が決まったね。結果的に」と分析した。

 この日のオコエは、4打数0安打1四球で打率を.200に下げた。野村氏は最後に「二軍という世界を見て、本人がどのように感じるか。下を見ることも大事なんだよね。こういう素質に恵まれた選手は早々でてこない。良い素材なだけに、本当にじっくり育てて欲しい」と12日の放送に続き、二軍で鍛えるべきだとコメントした。

このニュースに関するつぶやき

  • 確かに二軍で二〜三年はじっくりと育てるべきだと思う。しかしそれは他の全ての新人にも言える事。そういう風な規則みたいな物が出来たら短命で終わらない選手が増えるだろうな。
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