小学校最後の競技会、ダウン症の少年を徒競走で1位に クラスメート達の秘密の計画(英)<動画あり>

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2016年06月21日 17:12  Techinsight Japan

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2位でゴールするクラスメートを待つ少年(出典:https://www.thesun.co.uk)
英東部リンカンシャーのある小学校で開かれたスポーツ競技会から、温かい話題と映像が届いた。『thesun.co.uk』が伝えている。

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英リンカンシャーのロービー・セントメリーズ・チャーチ・オブ・イングランド小学校(Wrawby St Mary’s C of E Primary School)で行われたスポーツ競技会。クラスメート全員が白線の後ろに並んでスタートした短距離競争は、ダウン症であるローリー・ケトルズ(Rory Kettles)君にとって特別なレースとなった。

映像では赤いシャツを着たローリー君がダントツ1位でレースを駆け抜け、その後をクラスメート達が手と手を取り合って走る姿が映し出されている。少年達はローリー君が1位でゴールするのを確かめると全員が2位でゴールし、ローリー君のところに駆け寄って健闘を称えている。

小学校入学時からローリー君と一緒だったというクラスメート達だが、9月からはそれぞれに違う中学への進学が決まっており、これが小学校最後のビッグイベントとなった。

教務主任であるマリクレア・ポタートンさんは「子ども達が秘密の計画の許可をもらいに私のところにきたのは、レースの直前でした。事前に何度も話し合いをして決めたようです。“小学校最後のレースで1位になったことをローリー君の思い出として残してあげたい”との思いから、こんな温かい演出をしてくれました。観戦に来ていた保護者達は一様に目を真っ赤していました」と明かしている。

ローリー君の母親は「今でも夢を見ているようです。子ども達はこんな素敵なことをさらっとやってくれました」と感動の様子で語った。



出典:https://www.thesun.co.uk
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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  • こんなわざとらしいことをしてもらうのが、差別なのでは?普通に走って欲しい。
    • イイネ!12
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