0−7という歴史的大差がついた、コパ・アメリカ センテナリオ USA 2016準々決勝、メキシコ代表対チリ代表の一戦。
メキシコやチリでは、テレビや新聞などの一般的なメディアでこの試合のことが大々的に取り上げられており、またSNSでも大きな話題になっていたことが分かった。メキシコのニュースサイト『メディオティエンポ』が報じている。
情報収集や統計を専門とする『ニールセン』社の調査によると、ツイッター上においてこの試合についての総ツイート数は、なんと約61万6000件。約14万5000もの異なるアカウントから発せられたという。
https://twitter.com/miseleccionmx/status/744378009558212608
そのうち約23万4000件は、メキシコ代表の公式アカウント「@miseleccionmx」にてつぶやかれ、一方チリ代表の公式アカウント「@LaRoja」では約15万1000件のツイートがなされた。
キーワードの中で最も多かったのは「チリ」の約12万8000回、「オソーリオ」(メキシコ代表のフアン・カルロス・オソーリオ監督)の約5万4000件、「#CopaAmerica」の約3万8000件、「“7−0”」の約3万7000件がこれに続いた。
両チームの選手の中で最も多く言及されたのは、メキシコの守護神であるギジェルモ・オチョアの約4万7000ツイート。87分にチリが7ゴール目を挙げた瞬間には、試合中最多となる約8万90000件のツイートが書き込まれた。
これらの数字を見るだけでも、この試合がどれだけ注目度が高く、また人々にどれだけ大きな衝撃を与えたかが分かる。