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3Dプリンターの概念を変えるシステムをハーバード大が発表

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2016年06月24日 11:20  FUTURUS

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FUTURUS

写真FUTURUS(フトゥールス)
FUTURUS(フトゥールス)

いままでの3Dプリンターは、本当に『3Dプリンター』と呼んでよかったんだろうか? だって、ほとんど2Dでプリントしたものを積層しているだけじゃないのか? そんなふうにさえ感じてしまう新しい3Dプリンターをアメリカ・ハーバード大学の研究チームが発表した。

空中に金属を造形できる

これまでの電子デバイスというのは、平らで固い基板をベースとしていた。しかし、電子デバイスの進化に伴って、柔軟性があったりウェアラブルなセンサーやアンテナや医療機器の実現への要求が高まってきた。この3Dプリンターは、そういった要求に応える研究成果だといえる。複雑な金属構造体を空中に作り上げることができるのである。

この新しい金属3Dプリンターは、シルバーのナノ粒子を使ったインクを使用する。インクがノズルを通過したところで、精密に制御されたレーザーを当てて焼き固めるのだ。ノズルは3次元的に動かすことができ、さらに作業台にはターンテーブルを使用することで、自在なカーブを可能にしている。


動画を別画面で再生する

source:https://www.youtube.com/watch?v=_7lSZWOJwPA

電子デバイスに応用可能

それにより、小さな半球、らせん状の造形、さらには髪の毛よりも細いシルバーのワイヤーで蝶の形を作ることもできる。そしてプリントされたワイヤーは、通常の銀と遜色ないほどの導電性を持っている。また低コストなプラスチック材料の上に直接プリントすることも可能だという。この特性は、電子デバイス、生物医学デバイスにおいて、さまざまな応用が期待できる。

研究者のひとりドナルド・イングバー氏は、「この洗練されたレーザーの活用は、3Dプリンターの能力を高めるだけでなく、従来のデザインの限界を乗り越えることで、物づくりの新しい領域を開拓してくれるでしょう」と語る。

この3Dプリンターを使えば、これまでの平面的なプリント基板とはまったくちがう電子回路が可能になるし、それ以外にもさまざまな使いかたが考えられるだろう。電子デバイスの形の自由度も大きく変わるかもしれない。

【参考・画像】

※HARVARD UNIVERSITY

【動画】

※3D Printing Metal in Midair -YouTube

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