『プリパラ』が『ラブライブ!』作画に!? 『ラブライブ!』監督・京極尚彦が『プリパラ』の絵コンテと脚本をすると……

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2016年06月30日 14:11  おたぽる

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おたぽる

『プリパラ』公式サイトより。

 先日100回放送を迎えた『プリパラ』(テレビ東京系)。アニメでは現在、主人公・らぁらをはじめとする“プリパラアイドル”たちが神アイドルを目指す物語が描かれているが、28日放送の102話ではプリパラアイドルが“スクールアイドル”風になっていたと話題だ。



 今回の102話は「変幻自在!ジュエルチェンジぽよ▽」【注:▽は白ハート】と題したもので、神アイドルグランプリを終えたらぁらの元に、ムービースターでもある紫京院ひびきの推薦で、パラデミー賞受賞監督がらぁらたちの映画を撮るという話が舞い込んでくるというストーリー。



 しかし、映画の撮影に“テンションマックス!”ならぁらたちの元にやって来たのは、めが姉ぇの超旧式だという「メカ姉」。破天荒なメカ姉に皆が振り回される中、終始乗り気ではない人物が。まっすぐな熱血キャラ・東堂シオンだ。「私は演じることに興味を覚えぬ! 私は私、東堂シオンで十分だからだ!」と映画の企画自体を一刀両断するのだが、これがメカ姉に気に入られてしまい、なんと主演に抜擢。しかも、普段のクールなキャラとは真逆の「からふるシオンちゃん」という、ラブリーなキャラを演じる羽目になってしまう……。



 今回の102話の脚本は、『プリティーリズム』や『ジュエルペット』シリーズなどの脚本で知られ、『プリパラ』では(※良い意味で)ヤバイ脚本を書くとささやかれる福田裕子。そのため、終始カオスでハチャメチャな内容だったのだが、その一方で絵コンテと演出を手がけたのが『ラブライブ!』の監督・京極尚彦だったためか、“『ラブライブ!』っぽい”演出や画が随所に見られることに。実際、アニメの冒頭では、『ラブライブ!The School Idol Movie』の冒頭にあった、「幼少期の高坂穂乃果が水たまりを超えるジャンプ」をオマージュしたようなシーンが確認できる。



『プリパラ』本編ではその後、ガルマゲドンの3人も乱入し、そのゴタゴタでジュエルがバラバラになり、それぞれのアイドルのチャーム(属性)が入れ替わってしまうという事態に。ラブリーアイドルのらぁらはセレブアイドルに、ポップアイドルのドロシーはラブリーアイドルに、もちろんシオンはラブリーアイドルに……と性格まで変わってしまうのだが、これは状況こそ違うものの、『ラブライブ!』のアニメ2期第6話で、μ’sの9人が実践していたキャラ入れ替えに似たものを感じる。



 決定的なのは、ドロシーが『ラブライブ!』の矢澤にこの「にっこにっこにー♪」時のハートポーズを意識したポーズをしたり、『ラブライブ!』っぽい作画で描かれたシオン。これには多くの視聴者も気づいたようで、「今週のプリパラがラブライブ!だった……」「京極さんさすが」といった反応を見せている。



 かつて『プリパラ』では、2月放送の第85話「逆襲のセレブリティ4」で、同時期に劇場版が公開されていた『逆襲のミルキィホームズ』を意識したネタが仕込まれ話題に(参照記事/http://otapol.jp/2016/03/post-5925.html)。また、同話では『KING OF PRISM by PrettyRhythm(キンプリ)』の監督・菱田正和がライブ演出を手がけたのだが、ライブ中に『キンプリ』でも見られた演出がされ、ファンを歓喜させた。



 これらのネタの仕込みは監督やスタッフの縁でされてきたものだが、今後も『プリパラ』でどんな細かいネタが展開されるのか、楽しみにしたい。


このニュースに関するつぶやき

  • プリパラもプリティーリズムも菱田マサカズ、京極尚彦とラブライブ関係者が手掛けてるからか、ラブライブ好きな人は馴染みやすい気がする
    • イイネ!2
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