入札もビッグデータの時代!登録数800万件のWEBサービス「NJSS」で新規参入が可能に

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2016年07月07日 11:20  FUTURUS

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FUTURUS(フトゥールス)

“入札”というと、公共事業の工事や建築などを受注するために、大手企業や建設会社などが参加するイメージが強い。

ところが、実際は官公庁や公的機関が募集している案件は人材派遣や企画・運営、パンフレット作成など多岐に渡っているし、入札には中小企業などでも参加することが可能だ。

入札の落札金額は平均2,300万円と言われていて、金額が大きい案件も多いだけに魅力的なマーケットのひとつ。売上に悩んでいる企業などでは、新規参入を考えているところも多いのではないだろうか。

そんな入札情報を、WEBで簡単に検索できるのが「NJSS(エヌジェス)」だ。株式会社うるるが運営するこのサービスは、登録案件数がなんと800万件超! 膨大なビッグデータを使うことで、経験がなくても入札マーケットに参入できるのだ。

入札の案件探しが簡単

入札情報は、各官公庁や公的機関のサイトで公示されているが、なかなか初めての人には探しにくく、案件内容も幅広いため、自社にあった入札があるかどうかを探すのさえ一苦労だ。 「NJSS」は、全国6,173機関の発信する情報を収集し、それらを分かりやすくジャンル分けしてあるため、初めてでも簡単に検索が行える。しかも、前述の通り、登録案件数が800万件と膨大。集めた案件データは、スタッフが目視・手作業で行っているというから驚きだ。通常、入札情報速報サービスをこなっているサイトの多くが、ネット上の情報からプログラムで収集しているのに対し、人の手を使っていることにより広範囲で高い精度の情報を集めることが可能なのだ。

入札・入札情報サービスNJSS 国内の官公庁自治体入札情報

市場調査も可能に

また、このビッグデータを使うことで、応札企業や金額を調べるなどの市場調査も行うことができる。 下は、2020年に開催が決定した「東京オリンピック」関連案件について、「NJSS」が独自に調査した落札金額ランキングだ。

落札金額ランキング これによると、1位は東京都江東区辰巳にできる「オリンピックアクアティクスセンター」の新築工事の約446億円。こういったデータにより、どんな案件により多くの予算が割かれているかなどが分かり、入札のターゲティングなどに利用することができる。

膨大な情報を、WEBでより簡単に使う事ができる。 入札の世界でも、これからビッグデータの利用がトレンドになりそうだ。

参考:「NJSS」

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