木曜16時は要注意! 20〜50代のビジネスパーソンが抱える肩こりの実態調査

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2016年07月07日 18:00  QLife(キューライフ)

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営業カバンが重い原因はノートパソコン

 仕事に追われてお疲れ気味のビジネスパーソン。その疲れに対して、ビジネスパーソンはどのように対処しているのでしょうか。小林製薬株式会社が「2016年 ビジネスマンの肩こり実態調査」を実施。20〜50代のビジネスパーソン各年代103人ずつ計412名に営業カバンやノートパソコン、また肩こりなどに関する意識・実態に関する調査を行いました。

 ビジネスパーソンが使用している営業カバンのタイプを聞くと、「手持ちかばん」が65.8%で最多。次に「肩掛けカバン」21.8%、「トートバック」6.1%、「リュックサック」5.1%となりました。その営業カバンの重さを実に77.7%の人が「重い」と感じており、お米やペットボトルの重さに例えていることから、営業カバンを持ち歩く大変さが伺えます。

 では、営業カバンを重くしている原因は何でしょうか。ビジネスパーソンの74.3%がノートパソコンを使用しており、営業カバンに入っているもののうち、できれば持ち歩きたくないもののトップが「ノートパソコン」で32.8%、その理由を「重いから」91.1%と回答しています。

ビジネスパーソンの肩こりケアの実態と満足度

 多くのビジネスパーソンが重いと感じているノートパソコンですが、疲れとの関係はどのようにとらえているのでしょうか。ノートパソコンの使用中に猫背になっていると感じている人は、「そう思う」49.0%、「ややそう思う」37.6%となり、9割近くのビジネスパーソンが猫背を自覚しているようです。さらに、ノートパソコンの使用が疲れの原因になっているか尋ねたところ「そう思う」39.5%、「ややそう思う」46.1%と回答。持ち歩いても重いノートパソコンですが、使用による疲れも相当なようです。

 仕事疲れと聞いて、一番に思い浮かべる人も多い「肩こり」。ビジネスパーソンがどの程度肩こりを感じているかというと、「すごく感じている」が26.5%と最も多く、「やや感じている」45.9%、「あまり感じていない」22.1%と続き、「全く感じていない」との回答は5.6%にとどまりました。多くのビジネスパーソンが肩こりを感じている結果となりましたが、その約9割の人が肩こりによって仕事のパフォーマンスが低下すると答えています。さらに時間や曜日の関係を尋ねてみると、一日の中で肩こりがひどくなり始める時間は「16時」で21.9%、次いで「17時」の20.8%に。一週間の中で肩こりがひどくなり始める曜日は「木曜日」で20.6%となり、「金曜日」の16.7%と続きました。一方で「常に」と回答した人が31.9%に上り、肩こりが慢性化していることがうかがえます。

 肩こりがひどくなると「首」53.0%や「目」47.6%に影響が出るという回答もあり、その後のケアが重要になってくるのではないでしょうか。ビジネスパーソンにケア方法を尋ねたところ、「こりを感じる部位を手で押す」が61.2%と最も多く、続いて「お風呂でゆっくり温まる」32.6%、「体操やストレッチをする」32.6%となりました。しかし、その満足度を聞いてみると、「満足している」3.6%と「やや満足している」23.2%は少なく、「満足していない」12.2%と「あまり満足していない」61.0%は合わせて7割以上を占めることに。セルフケアをしても「治ってもすぐにこってしまう」45.5%、「効果が感じられない」41.7%などこり対策は万全ではなく、多くのビジネスパーソンは仕事だけではなく、常に疲れや肩こりとも戦っていると言えそうです。(樹本睦美)

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