「契約延長拒否」発言が契機に…アトレティコ、イグアイン獲得に再着手
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2016年07月10日 19:12 サッカーキング
アトレティコ・マドリードが、ナポリに所属するアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインの獲得を諦めていないようだ。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が10日に報じている。
今夏の移籍市場でFW補強に動いているアトレティコ・マドリードは、2015−16シーズンのセリエA得点王に輝いたイグアインなど複数の選手をターゲットに据えている。同選手については、ナポリが9400万ユーロ(約104億4000万円)という巨額の移籍金を要求していることから、アトレティコ・マドリードは一時は獲得を断念したと報じられた。
しかし、イグアインの代理人を務める実弟のニコラス・イグアイン氏のコメントが、アトレティコ・マドリードを再びイグアイン獲得へと向かわせているようだ。イタリアメディア『メディアセット』が6月30日に報じたところによると、ニコラス代理人は「我々は率直に言って、契約延長を望んでいない。今の契約はまだ残っているが、どうなるか見てみよう」と話している。同発言を受けて、アトレティコ・マドリードはイグアインへの関心を再燃させた模様だ。
ナポリはイグアインとの契約を2018年まで残している。ただ、同選手との契約延長を断念した場合には、フリートランスファーでの流出を避けるべく、今夏での移籍に向けた交渉の席に着くのではないかと見られている。ナポリ側は現在もイグアインとの契約延長を諦めていない模様だが、今後の動向に注目が集まる。
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