マウスを使う人ほど仕事が遅くなる理由

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2016年07月15日 19:22  新刊JP

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マウスを使う人ほど仕事が遅くなる理由
パソコンはもはや誰もが使うのに、「パソコンの操作方法」は案外教わる機会がありません。

キーボードの操作一つにしても、多くの人は「使っているうちに自然に覚えた」という我流スタイルなのが実状ではないでしょうか。

そんな人こそ、ここで紹介するパソコン(Windows限定)の操作方法を試してみてください。もし、「画面から何か選ぶときはマウスでクリック、キーボードの手の位置は“J”と“F”の上に人差し指を置くホームポジション」なんてやっているなら、はっきり言って効率悪すぎます!

■マウスを使わなければ、パソコン操作は圧倒的に速くなる!スマートに効率よくパソコンを使いたいのならば、まずは「パソコンはマウスとキーボードで操作するもの」という固定観念を捨てること。ほとんどのパソコン操作はキーボードだけで可能です。

たとえば、「画面上のウィンドウを動かす」という、ついマウスを使いたくなる場面。もし、画面の左右どちらかの端に寄せたいなら、

「Windowsキー」+「左」または「右」キー

もっと細かく動かしたいなら、元のサイズ(最大化されていない状態)で

「Alt」+ 「スペース」→「M」

と操作すると画面に矢印マークが表示されるので、「上下左右キー」で場所を決めて「Enter」で決定できます。

ちなみに、ウィンドウのサイズを変えたいなら

「Alt」+ 「スペース」→「S」→「上下左右キー」で場所を決めて「Enter」

となります。これらのショートカットは、慣れるとマウスより圧倒的に作業スピードが上がるはずです。

■「右クリック」は「アプリケーション」キーで代用パソコン操作をマウスなしでやろうとする時、ネックになりがちなのが「右クリック」です。実際、ショートカットキーを使いこなしているのに、右クリックだけはマウスを使っている人をよく見かけます。

しかし、実はこれも簡単。キーボードの中央右下あたりにある「アプリケーション」キーを押すだけで、マウスで右クリックをした時と同じメニューバーが出てくるので、あとは「上下左右キー」で選択して「Enter」を押すだけ。

■瞬時に画面をロックする便利キー休憩やトイレなどで離席する時は、セキュリティのためにも画面はロックしておくべき。でもいちいちマウスを使って操作するのは面倒です。

ならば「Windowsキー」+ 「L」を押してみましょう。瞬時に画面がロックされるはずです。

■“ホームポジション”はもう古い! パソコン操作を最初に習う時、まず教えられるのが、左右の人差し指を“J”と“F”の上に置くホームポジションです。

でも、この手の位置は、あくまで「文字入力」のためのポジションです。実際は他の作業をしている時間の方が圧倒的に長いはず。

それならば、キーボードのみでパソコンを操作する方法を身に着けて、その際に多用する「Alt」や「Shift」「Ctrl」を押しやすい位置に手を置いた方が、作業はスムーズに進みます。

ここで紹介したのは初歩の初歩。パソコン操作にはもっともっと多くの「裏ワザ」や「時短ワザ」が隠れています。『仕事が速い人ほどマウスを使わない! 超速パソコン仕事術』(岡田充弘著、かんき出版刊)には、パソコン操作をもっと快適にスピーディにするための方法が紹介されているので、ここらで一度しっかりと勉強して、自分の仕事の生産性アップを目指してみてはいかがでしょうか。(新刊JP編集部)

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