【アニメ漫画キャラの魅力】強さのために人間の愛を学ぶ!?妖狐『玉藻京介』の魅力とは?『地獄先生ぬ〜べ〜』

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2016年07月18日 10:40  キャラペディア

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『地獄先生ぬ〜べ〜』の主人公「鵺野鳴介」のライバルとして登場した「玉藻京介」は、人間に化けた妖狐です。今回は、ぬーべーに破れ、大真面目に人間の愛を学ぶことで強くなろうとした「玉藻京介」の魅力についてご紹介させて頂きます。


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玉藻京介とは?(地獄先生ぬ〜べ〜)


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■強さのために人間の愛を学ぼうとした

 本来、妖怪である玉藻に「愛」などという感情はありません。しかし、ぬーべーとの戦いに敗れ、さらなる強さを求めるようになります。ぬーべーの力の源が「愛」だと分析した玉藻は、自分も「愛」を学べばさらに強くなれるのではないか?と考え、大真面目に人間の愛を学ぼうとするのです。

 玉藻の魅力は、強さを追及するためなら大嫌いな人間からでも学ぼうとする姿勢にあるのではないでしょうか?多くの人に感謝される事が愛なのではないか?と考えた玉藻は、医者となり大勢の人を救います。彼にしてみれば、強くなるために患者を利用しているだけだったのですが、その気持ちにも徐々に変化が。人間には当たり前の感情である「愛」を真剣に学ぼうとする彼は、ある意味とてもマジメで一途と言えるでしょう。

■決め台詞「アディオス」

 玉藻は長髪の金(銀)髪イケメンです。当然、女性からもとてもモテます。ぬーべーも嫉妬するほどのモテっぷりで、律子先生が赤面しているシーンもあるほどでした。

そんな玉藻の決め台詞は「アディオス」。キザな台詞を使っても、とても自然で違和感がありません。イケメンにだけ許された特権を、玉藻は持っているのです。

■冷酷な妖狐から世話焼きへ?

 強さを求める姿勢はずっと変わりませんが、次第に愛とは何かを理解していく「玉藻」。利害関係の一致がなければ生徒を助けたりしなかった彼も、「愛を学ぶためだ」と言いつつぬーべーの味方になっていきます。そして、人間と過ごすことで人間寄りになっていき、後半では利益などなくとも生徒を助けるようになります。ぬーべーが童守小を去ったあとは、悪霊たちから生徒を守る立場に。

 また、いずなが勘違いして玉藻を退治しようとする回では、やられたフリをしています。本来は玉藻の方が実力は圧倒的に勝っており、いずなを倒すことなど簡単です。しかし、生徒を守ろうとする彼女の気持ちを汲み取り、華を持たせてあげているのです。それ以降、なんとなくいずなの動向を見守っていたりと、なかなか世話焼きな一面をのぞかせています。

■ぬーべーの良きライバルとなり、最後は生徒たちを託される

 初めこそいがみ合ってばかりで、ぬーべーからも「お前はやはり妖怪だ」と評されていましたが、それでも行動を共にしていくうちに、共同戦線を張り、共に苦難を乗り越える関係となります。その過程で二人は良きライバルとなり、堅い絆で結ばれます。

 ぬーべーが童守小を去ることになり、その時に玉藻はぬーべーから「悪霊たちから生徒たちを守ってくれ」と頼まれます。口では断りつつも、ぬーべーの去った童守小で、しっかりと生徒たちを守っています。廃人寸前になるまで愛を学ぼうとしていた「玉藻」。人間(?)的にもっとも大きな成長を遂げたキャラクターと言えるのではないでしょうか。「玉藻京介」の成長過程は、ぜひご自身の目でお確かめください。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:シバエリ(キャラペディア公式ライター)

このニュースに関するつぶやき

  • もう今となってはセフィロスと玉藻の区別さえわからんくなってきた…。
    • イイネ!7
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