日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは21日、バイエルンからドイツ代表MFマリオ・ゲッツェを4年契約で獲得したことをクラブ公式HPで発表した。同選手は8月1日のトレーニングからチームに合流する予定。
ドルトムント復帰にあたり、ゲッツェは以下のようにコメントしている。
「僕が2013年にバイエルンからドルトムントに移籍した時は、しっかりと意識したうえで決断をした。3年が経って24歳になって、今は以前の決定とは違う見方をしているんだ」
「僕の決断を理解できないファンがいることは理解している。自分の家に帰ったら、僕は全ての人々を、特に僕のことを受け入れられないという人たちを、自分のパフォーマンスで納得させたいんだ。自分の目標は最高のフットボールを取り戻すことだ。このクラブとドルトムントのファンのためにね」
現在24歳のゲッツェは8歳の時にドルトムントの下部組織へ加入し、2009年に17歳でブンデスリーガデビュー。中心選手として活躍し、2010−11シーズン、11−12シーズンのリーグ連覇に貢献した。しかし、2013年夏にバイエルンへの移籍が決定。ライバルへの“禁断の移籍”に、ドルトムントのファンは「裏切り者」と激しく非難した。
バイエルン加入後は次第に出場機会を得られなくなり、今夏の移籍市場での退団が有力視されていた。恩師であるユルゲン・クロップ監督が率いるリヴァプールへの移籍も噂されていたが、 3年ぶりの古巣復帰が決定した。
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