メガネで有名な福井県鯖江市がTV『ちびまる子ちゃん』とコラボ――で思い出される、とある伝説的なアニメとは!?

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2016年07月21日 21:11  おたぽる

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おたぽる

写真TVアニメ『ちびまる子ちゃん』公式サイトより。
TVアニメ『ちびまる子ちゃん』公式サイトより。

 福井県鯖江市・鯖江市教育委員会・福井テレビ主催によるイベント「ちびまる子ちゃん展in さばえ」が、「鯖江市まなべの館」(鯖江市)にて、8月2日から9月11日まで開催されることになった。本企画展ではセル画や絵コンテ、歴代の名シーン映像など関連資料が約100点以上展示される。長い歴史を持つTVアニメ『ちびまる子ちゃん』だが、アニメ制作に関する資料が一般に展示されるのは意外にも今回が初めてとのこと。ファンなら見逃せないイベントとなりそうだ。



『ちびまる子ちゃん』といえば静岡県清水市(現・静岡県静岡市清水区)という印象が強いのに、なぜ福井県鯖江市で? と疑問に思う人もいるだろう。実は「鯖江市まなべの館」では鯖江市出身のアニメーション作家・久里洋二氏から寄贈された絵画を常設展示するなど、アニメに力を入れている。「ちびまる子ちゃん展」の開催期間中である8月21、22、23日には、同会場で久里氏によるアニメーションワークショップも開催予定だ。



 また、今回の企画は日本アニメーションが、アニメーション制作とライセンス管理を行う『ちびまる子ちゃん』のライセンス使用をイベント運営会社のユニット・プロモーションに対し許諾したため、実現したとのこと。



 鯖江市がメガネフレームの国内シェアの約90%を占めることにちなみ、珍しいメガネ姿のまる子イラストも公開されたが、アニメと福井県鯖江市という組み合わせで、とあるアニメを思い出すアニメファンも少しはいたのでないだろうか。というわけで伝説のアニメ、『メガネブ!』の思い出を語ってみたい。



『メガネブ!』は2013年10〜12月にTOKYO MXや福井テレビなどで放送されたTVアニメ。もちろん舞台は鯖江市、全員がメガネをかけた「メガネ部」部員たちの愉快な日常を描くという作品。制作協力に鯖江市、宣伝協力には福井新聞、福井テレビでは深夜に加えて早朝にも放送というバックアップがあったうえ、赤羽根健治、宮田幸季、田丸篤志、諏訪部純一、木村良平という男性人気声優5人をメインに据えた甲斐もあり、メガネ男子が大好物という女性アニメファンや腐女子たちからの期待度は高かった。



 ところが、フタを開けてみれば独特のテンポとノリこそすごいが、ギャグは勢いよくすべり、独特でビビッドな色合いは賛否両論、メガネを押しまくったわりには大してストーリーに絡んでこないとあって、当時のアニメファンからは「つまらなすぎる……」「糞過ぎて感動したわ」「声優がかわいそう」「地元が出るならと見たら…鯖江は今からでも提供辞めろよ」と大不評。



 独特のテンポとノリに一部ハマるアニメファンもいたが、あくまで少数派。Blu-rayやDVDの売り上げも奮わず、もちろんファンが鯖江市に大挙して押しかけることもなかったようで、「聖地巡礼を狙った鯖江がかわいそう」「『ガルパン』みたいにはなれなかったね」「近くに住んでる奴らは聖地巡礼に行ってやれよ」と、同情する声もあがったほどであった。



 そんな『メガネブ!』放送以後、鯖江市はメガネがキーアイテムとして登場する名作アニメ『電脳コイル』とコラボして、アニメファンから「乗り換えかよ」と批判されたり、町起こしのため「JK課」なる部署(非正規・仮想的な課名を模したプロジェクト名)を設立したり、正直迷走気味であったが、幸いにも今回の『ちびまる子ちゃん』とのコラボは好評のようだ。アニメでかわいそうなめに遭ってきた鯖江市のためにも、イベントの成功を祈りたい。


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  • まる子→モノクマ…おっとこれはまずいゲームが始まるからNGでww
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