子どもの旅行デビュー、生後7か月までが64%
画像はリリースより夏の長期休暇には、子どもと一緒の旅行を計画している人もいるでしょう。ドコモ・ヘルスケア株式会社が同社の育児記録アプリのユーザー1,032人を対象に、子ども連れの宿泊旅行に関するアンケートを実施したところ、子どもが旅行デビューした月齢は生後「4〜5か月」が25%で最多であることがわかりました。
次に多かったのは「6〜7か月」で23%、「2〜3か月」で14%と続きます。64%が生後7か月までに、96%が1歳までに旅行デビューしているという結果でした。そこで、子ども連れ旅行を経験済みの人に旅行前や旅行中に心配だったことを質問したところ、「子どもの体調」が67%で最も多く、次いで「持ち物について」が55%、「睡眠(普段通りに寝てくれるかなど)」が54%と続きます。
また5位には「食事」が入っており、普段とは異なる環境での体調管理や、食事、睡眠など生活の乱れを心配する親が多いことがわかります。体調以外では、4位に「交通機関内での子どものぐずり・泣き」が入るなど、周囲に迷惑をかけないか心配している親も多いようです。「心配事は特にない」と答えたのはわずか1%で、99%の親が子ども連れ旅行に何らかの不安を抱えていることがわかりました。
子どもとの旅行は無理のないスケジュールで
次に、子ども連れ旅行の経験者と未経験者の両方に、旅行の際に夫など同行者に期待することは何か尋ねました。すると1位は「子どもがぐずった時に面倒をみてくれる(75%)」で、「旅行先で子どもの相手をしてくれる、遊んでくれる(69%)」「荷物などを率先して持ってくれる(63%)」と続きます。旅行中も、子どもとしっかり向き合ってほしいと考える人が多いようです。
この調査では、子ども連れ旅行を経験済みの人に、旅行のエピソードも尋ねています。「赤ちゃんには温泉(大浴場)は熱すぎて泣かれる」など、普段の生活とは違う環境だからこその心配や苦労がある一方、「この時期しかできない経験もたくさんあった」と、良い経験ができたという声も多く寄せられました。
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かたおか小児科クリニック院長の片岡正先生はニュースリリースで、子ども連れ旅行では「出来るだけ授乳や食事、睡眠など普段の生活のペースを崩さないようにすること」が大切として、子ども優先のスケジュールで行動するようアドバイスしています。普段できない経験ができる旅行は、子どもにとってもいい思い出になります。無理のないスケジュールで旅行を楽しんでくださいね。(林 渉和子)
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