異性にモテる女性は野菜好きが多い?
トマトやキュウリなど夏野菜が美味しい季節です。株式会社ネオマーケティングが料理をする機会の多い20歳から59歳の女性1,000人を対象に、「旬の野菜と調理」に関する調査を実施し、野菜が好きかどうか聞いたところ、58.0%が「とても好き」と回答しました。ちなみに、「異性にモテる」と答えた人で野菜を「とても好き」と回答した割合は63.8%、「モテない」と回答した人では55.0%でした。
一方、1日に食べる野菜の量は、「150〜200g」が28.9%で最も多く、1日の摂取目標量である「350g」以上食べている人は8.0%にとどまりました。また好きな野菜では「トマト」が71.2%で最多。1日に食べる野菜の量からみると、野菜を「350g以上」摂取している人は82.5%がトマト好きと回答した一方、「350g未満」は70.2%で、12.3ポイントの差がありました。
次に、初夏(5月末〜6月)から旬を迎えると思う野菜を答えてもらったところ、「トマト」が最も多く、「キュウリ」「なす」「レタス」と続きました。「トマト」と「キュウリ」は合っていますが、「なす」と「レタス」は7月から旬を迎えるので、間違った認識をしている人が一定数いるということです。
トマトやレタスは加熱して効率的に栄養摂取
調査では、野菜の食べ方についても尋ねています。「トマト」「キュウリ」「レタス」は「生で食べる」が最も多く、「なす」は「炒めて食べる」が最も多いという結果に。しかし、野菜を1日「350g以上」摂取する人は、「トマト」を「煮て食べる」「炒めて食べる」割合が「350g未満」より高く、「キュウリ」や「なす」なども「350g以上」野菜を摂取している人は、調理して食べていることがわかりました。
野菜を調理すると、栄養が損なわれると思う人も多いかもしれません。調査でも、4人に1人が「トマト」や「レタス」は「加熱することで栄養が失われる」と答えました。しかし「トマト」に含まれるリコピンは加熱しても失われず、吸収率がアップします。また「レタス」に含まれるビタミンEは熱に強く、ビタミンCは水溶性なのでスープにすると効果的に摂取できます。それぞれの野菜に合った調理を行うことで、効率的に栄養が摂取できます。
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また、よくあまってしまう野菜のオススメレシピを尋ねたところ、「トマト卵炒め」や「キュウリを塩昆布とあえる」、「レタスしゃぶしゃぶ」など、さまざまな調理方法が寄せられました。調理方法を工夫して、旬の野菜をおいしくたくさん食べ、夏を乗り越えましょう。(林 渉和子)
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