がん罹患数100万人突破を予測。国立がん研究センターが「がん統計予測」を発表

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2016年07月29日 12:00  QLife(キューライフ)

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予測値の把握によって、より有効ながん対策の実現目指す

 日本のがんの統計調査は、さまざまな問題から罹患者数で4〜5年、死亡者数で1〜2年遅れて発表されてきました。しかし、より有効ながん施策を講じるためには、過去の実績だけではなく未来の予測データを把握する必要があります。そこで国立がん研究センターは、関連する過去データを基に予測値の算出に取り組み、2014年からホームページ上で情報を公開しています。

 予測値は、これまでの傾向が続くことを前提に算出するため、後々実測値と照合し分析することによって、がん対策の効果を評価することも可能になります。そして今年も、2016年に新たにがんと診断される数(罹患数)と死亡数のがん統計予測が発表されました。

戦後一貫して増え続けるがん罹患・死亡数、今後のがん対策の推進に期待

 2016年のがん罹患数予測は101万200例(男性57万6,100例、女性43万4,100例)で、2015年から約2万8,000例の増加と予測。この数値は戦後一貫して増加の一途にあり、今年初めて100万例を突破しました。部位別に見ると、大腸、胃、肺、前立腺、乳房(女性)の順に罹患数が多くなっており、2015年と比較して上位5位の部位に変化はありませんでした。

 一方死亡数については37万4,000人(男性22万300人、女性15万3,700人)と、前年度比約3,000人の増加を予測しています。部位別では肺、大腸、胃、膵臓、肝臓の順に死亡数が多いという予測結果になり、こちらも前年度から順位の変化はありませんでした。

 がん罹患数や死亡数の増加は、高齢者人口の増加が主な原因です。政府は1980年代から10カ年計画を策定してがん対策に取り組んできましたが、2012年に閣議決定した「がん対策推進基本計画」によって、さらに踏み込んだ施策が推進されています。これらの施策によって、がんを克服できる人が増えることを期待したいですね。(QLife編集部)

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