これって変?彼との間の「不思議ルール」

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2016年08月05日 11:02  セキララ★ゼクシィ

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セキララ★ゼクシィ

ふたりの独自ルールって皆あるのかな?
彼と変な言葉を使って話したり、変わったニックネームで呼び合ったり、謎の愛情表現をし合ったりするなどという、カップル間の謎のルール…。 皆さん、身に覚えはありませんか? 20〜30代の女性に「彼との間に『ふたりだけに通用する、変わったルール』があったことはある?」と聞いてみたところ、41%の人が「ある」と回答。どんなルールだったの? ●「ふたりのときだけ、変なあだ名で呼んでいる。彼が急に呼び始めて、いつからか私も対抗して変なあだ名で呼び合っている」(25歳) ●「おやすみを言う時は『おやすミッキー』など駄じゃれを必ず言う」(21歳) ●「ふたりのときは『〜にゃ』を付けて話す」(27歳) ●「彼が帰宅したときにお尻をなで回す」(28歳) ●「周りのものに名前を付けて遊んでいる。ほとんどはぬいぐるみだけど、愛車にも名前がある」(26歳) 皆さん、なかなか変わったルールをお持ちです(笑)。想像すると何だかほほ笑ましいですね〜。 ■彼との間に不思議ルールが生まれるのは、生物としての宿命!? なぜお付き合いが始まると、このような「2人にしか通用しないルール」ができるものなのでしょう?心理学博士の伊東明先生に聞いてみました! 「人は集団をつくると、それを維持し発展させるために独自のルールを生み出します。これは生物としての宿命であり、必然なのです。例えば、会社や学校、サークルなどには必ずルールがありますし、住んでいるマンション内でのルールや家族内でのルールなどもあるでしょう。そしてカップルも、“2人”という小さくはあっても立派な「集団」ですから、これを維持させるために独自のルールが生まれるのはごく自然なことです。ただ、オフィシャルな集団であれば、変なルールができた場合、外部から『そのルールはおかしいのでは?』『もっとこういうルールにした方がいいんじゃない?』といったフィードバックが入ることで是正されていきますが、2人きりだとフィードバックを得る機会がありません。また、改まって、自分たちのルールを見直そうとする機会もなかなかないでしょう。そのため、ルールの修正、変更がなされることなく当たり前の習慣になり、はたから見れば『一風変わった、不思議なルール』が根付きやすいのです」 なるほど!お付き合いを維持させるために、無意識のうちにお互いがルールを作っているのですね。そして、その内容が変なものになりやすいと…。 「集団において、自分たちならではの独自のルールを作ると、より結束力が強まります。これを心理学用語で『凝集力』と言いますが、例えば軍隊における敬礼や、独自のロゴマークなどは、この凝集力の向上を狙ったものです。カップル同士も『他にはないルールや2人だけの秘密のルールを作れば、2人の結び付きが深くなる』と深層心理で考え、より変わったルールを生み出そうとします。さらには、ルールが習慣化すると、それが多少変であっても変えるのが面倒くさくなり、離れがたくなるものなのです」 ということは、カップル間に変なルール、不思議なルールができるのは必然であり、お付き合いを継続するのにひと役買っている…と言えそうですね。 ■一方が負担に感じるルールは見直した方が◎ ただ、伊東先生によると、「ルールの内容によっては、見直した方がいいケースもある」とのこと。 「どちらか一方に負担が掛かるルールは見直すべきでしょう。例えば、『外食のお金はすべて彼がおごることになっている』というのも一つのルールですが、彼がそれに不満を持っていたり、負担に感じるようになったら、関係は長くは続きません。2人の間で暗黙の了解になっているようなルールも、たまには『これって実は負担に感じてない?』などと相手に聞いてみたり、自分の方からも『これってちょっと変えてほしいな』などと言ってみたりして、フィードバックの機会を設けるといいでしょう」 確かに、ふたりの結び付きを深めるためのルールなのに、片方が負担に感じるルールでは逆効果!もし、彼が始めたルールで「ホントは面倒くさい」と思っているものがあったら、彼に切り出してみてもいいのかもしれません。…まあ、「彼が踊りだしたら、それに反応して一緒に踊る」ぐらいのことは付き合ってあげましょうか(笑)。 【取材協力】 伊東 明さん (株)東京心理コンサルティング代表。ビジネス心理学および男性・女性心理学を専門とし、企業研修やコンサルティング、メディア出演や雑誌連載などで幅広く活躍中。『男は3語であやつれる』(PHP研究所)、『女が結婚するまでに考えておきたいこと』(大和書房)など、70冊以上の著作がある。 【データ出典】 ゼクシィユーザーアンケート 調査期間:2016/5/20〜5/30 有効回答数:139人(女性)

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