熱帯夜の睡眠対策、エアコン設定温度の決定権は女性にあり?

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2016年08月10日 12:00  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

20代はエアコンが最多、60代、70代以上は家電に頼らない人も

 寝苦しい夏の夜。なかでも、夜間の最低気温が25℃以上となる熱帯夜は、寝つくのにもひと苦労という方も多いのではないでしょうか?株式会社プラネットが実施した「熱帯夜の睡眠対策に関する意識調査」から、睡眠対策に関する各年代と男女の実態が明らかになりました。

 睡眠対策で使用する家電製品は、「エアコン」が41.8%と堂々の1位。「エアコンと扇風機の併用」(26.2%)、「扇風機」(25.4%)と続いており、“昭和の家電”扇風機も根強い人気があるようです。

 年代別に見ると、「エアコン」と回答した割合は20代で最も高く、40代(43.4%)、50代(43.0%)、60代(41.0%)でも4割を超えています。最も低いのは70代以上で、35.4%でした。一方で、「家電製品を使用しない」の割合は、20代がゼロであるのに対し、60代が8.0%、 70代以上は7.9%と高い傾向に。高齢の方のほうが「エアコンは身体によくない」「電化製品には頼りたくない」という気持ちが強いのかもしれません。

心地よい温度は男性26℃、女性28℃が最多

 世代間で差はあっても、暑さ対策の主役はやはりエアコンでしょう。心地良いと感じる温度は人それぞれですが、男女別に希望する設定温度を調べたところ、男性は26℃が19.7%と最多で、25℃(17.7%)、28℃(17.3%)と続きます。これに対して、女性は、28℃が28.3%と最も多く、次いで27℃(19.9%)、26℃(18.1%)でした。

 では、男女が同じ部屋で寝る場合、実際の設定温度はどうしているのでしょうか?「自分の希望に近い」と回答した男性は36.2%、女性は39.4%でわずかに女性がリード。「お互いの中間の温度」も男性17.5%、女性23.0%と、こちらも女性のほうが高くなっています。女性はなかなか設定温度を譲らず、男性のほうが耐えているケースが多いのかもしれません。

 しかしながら、設定温度をめぐるバトルも繰り広げられているようで、「妻との体感温度差でいつもいざこざ」(60代男性)と部屋を涼しくするエアコンがヒートアップの原因になっている声も。なかには、「暑がりの主人を先に寝かせるよう努力しています。主人が寝たあとで、設定温度を上げて、最後にタイマーをかけて寝ています」(30代女性)と、相手も自分も適温で眠れるよう気遣いをしている人もいました。夏バテを防ぐためにも、睡眠は重要です。上手に対策して、熱帯夜を乗り切りましょう。(菊地 香織)

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