海外旅行に行くなら知っておきたい 空港の名前にまつわるエピソード

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2016年08月20日 19:02  新刊JP

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ニューヨーク
夏休みは海外旅行に行ってきた、そんな人も多いはず。また、時期をずらしてこれから行くという人もいるでしょう。

そんな海外旅行につきものなのが「空港」です。目的地の空港に降り立ったとたんに感じる異国の空気は、旅の気分を盛り上げてくれますよね。

ところで、海外の主要空港の多くには、その国の偉人や重要人物の名前がつけられていますが、どんな功績を残した人か知っていますか?

今回は日本人に人気の海外旅行先で空港の名前になっている人物を、難易度別にまとめてみました。

知っている人は何人見つかるでしょうか。

■難易度★☆☆☆☆ ジョン・F・ケネディ国際空港(ニューヨーク)


アメリカを代表する巨大空港、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港は、ケネディ元アメリカ大統領の栄誉を讃えて名づけられました。

キューバ危機の回避、アポロ計画による人類の月面着陸の達成などの功績を持ち、国民からの人気も高い大統領でしたが、1963年、遊説中に暗殺。「アイドルワイルド空港」という名前だったニューヨークの国際空港に、急きょ氏の名前が冠されることになりました。

■難易度★★☆☆☆ シャルル・ド・ゴール空港(パリ)


パリの空の玄関口の名前になったシャルル・ド・ゴールは、フランスの元大統領であり軍人。第二次世界大戦で占領されたパリを開放した立役者として知られています。

ちなみに氏の名前がつけられたのは空港だけではなく、フランス海軍の原子力空母やセーヌ川にかかる橋、バラの品種などにも「シャルル・ド・ゴール」の名前が使われています。

■難易度★★★☆☆ インディラ・ガンジー国際空港(デリー)


インド旅行に行く人は必ずといっていいほど利用することになるのがこの空港。インディラ・ガンジーはインドの政治家で、首相もつとめた人物。インド初代首相のジャワハルラール・ネルーの娘としても知られています。

勘違いされがちですが、「非暴力、非服従」を提唱し、インドの独立運動を指揮したマハトマ・ガンジーとはまったく関係ありません。

■難易度★★★★☆ アタテュルク国際空港(イスタンブール)


相次ぐテロに加えてクーデター未遂まで起こり、観光客が大幅に減っていますが、元々トルコは日本人に人気の国。そのトルコ・イスタンブールの国際空港は、「国父」として今でもトルコ国民から絶大な支持を受けるケマル・アタテュルクの名前がつけられています。

第一次世界大戦後、分割されたオスマントルコの領土を武力闘争によって取り戻し、今のトルコの国土をほぼ確定させた立役者であり、トルコの初代大統領でもあります。

■難易度★★★★★ セサレオ・ベリッソ将軍カラスコ国際空港(モンテビデオ)


「南米一美しい国」といわれる、ウルグアイの玄関口・カラスコの国際空港には、ウルグアイ空軍発展に大きな功績をもつセサレオ・ベリッソ将軍の名前がつけられています。

空軍学校の飛行教官として活躍。アメリカ大陸内の航空航路開拓にも尽力と、どことなく作家のサン=テグジュペリを思わせるキャリアですね。

いかがでしたか?

訪れる国について知識を入れておくと、旅の楽しみはより深くなるはず。空港や橋、駅といった施設につけられた名前は、そういった事前学習に手掛かりを与えてくれるはずです。

(新刊JP編集部)

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