もし、モラハラやDVを受けていると感じたら? 夫婦問題

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2016年08月22日 11:01  ノーツマルシェ

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ノーツマルシェ

もし、モラハラやDVを受けていると感じたら? 夫婦問題

夫婦問題に関するご相談を受けているなかで、筆者が気になっていることがあります。特に若いご夫婦のケースで、夫婦二人で上手に話し合いができずに、暴言だけでなく、手が出てしまうケースがあることです。夫からだけでなく、妻からの暴言・暴力も少なくありません。


 


■ イライラすると物を投げたくなる


「イライラすると、夫の顔や頭をぶったり、物を投げつけたくなってしまうんです」
「ケンカが激しくなる一方です。どうしたら、普通に話し合えますか?」


先日受けた30代の妻からのご相談ですが、ケンカが恒常化すると、荒々しい言葉とともに、物を投げつけたり、相手を殴ったり蹴ったりと、暴力まがいの行動に走りやすくなるのでしょうか。本人も、よくないことだと感じながらも、ますます激化してしまう自分を止められず、困惑している様子でした。


 


■ 密室の出来事は理解されにくい


夫婦げんかは、「家庭」という密室での出来事だけに、他人に理解されにくいのが難しいところです。また、夫婦問題というプライベートな内容となり、他人には話しづらく表面化しにくい面もあります。


夫婦での話し合いがこじれてしまうと、どうしても感情的になってしまうのが現実です。 最初はささいな口げんかでも、エスカレートしていくと、事件にまで発展しかねません。


夫婦二人きりでの解決が難しい場合、あなたが、「何とかしたい」と考えた時点で、自分一人で抱え込まずに、勇気を出して第三者を頼ってほしいと思います。


 


■ 一人で抱え込まず専門家に頼る


悩みが生じたとき、つい身近な存在、たとえば、家族や親せき、仲の良い友人などに相談にのってもらうことは多いと思いますが、友人や身内は、やはり身びいきしてしまうもの。相談者のことをよく知っているだけに、中立的な立場はとりにくいものです。


その点、専門家は、客観的・俯瞰的に中立公平に話を聞くことができます。夫婦問題に特化した「夫婦関係・離婚カウンセラー」なら、同じような悩みをもつ多くの方からのご相談を受けてきた経験から、傾向や対策を知ることもできます。相談者にとっては、 「まったく赤の他人だからこそ話せる」ということもあるのではないでしょうか。


また、カウンセラーには、「守秘義務」がありますので、秘密は守られ安心です。 今起こっていることや自分の気持ちを言葉にして話すだけでも違いますので、「一緒に解決策を探る」という気持ちで、気軽に相談してほしいと願っています。


[執筆:渡辺 里佳(夫婦関係・離婚カウンセラー), 2016年8月22日]


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