スマホを宙に浮かせて回転させながら充電する『OvRcharge』がSF的

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2016年08月23日 10:10  FUTURUS

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FUTURUS(フトゥールス)

スマホが浮いて回っている?

そんなSFチックなワイヤレス充電器『OvRcharge(オーバーチャージ)』がクラウドファンディングのKickstarterに登場して人気を集めている。

開発したのはカナダのAR Designsで、iPhoneやAndroidスマートフォンを中に浮かせたままワイヤレス充電することができる。

これでスマートフォンが、充電の間もお洒落なアイテムとなる。

スマホを浮遊・回転させながらワイヤレス充電

『OvRcharge』は磁力浮遊技術と誘導帯電を組み合わせた充電器だ。

スマートフォンを一定の高さに浮遊させ回転させながら、ワイヤレスで充電できる。

充電が終わっても浮遊と回転は継続したまま待機するため、普段のスマートフォン置き場としてもお洒落に使える。

専用ケースにセットして浮かせる

ただ、『OvRcharge』でスマートフォンを浮かせるには、専用の薄型スマートフォンケースを使用する必要がある。

このケースには電磁誘導の受信機とマグネットが搭載されているので、スマートフォンをセットすれば、専用充電台からワイヤレスで充電することができるようになる。

この専用ケースはiPhoneにもAndroidにも対応しているが、スマートフォンのモデルに合ったケースを選ぶ必要がある。詳しくはKickstarterサイトを確認してほしい。

iPad Proを浮遊させるベースも

チャージングベースと呼ばれる充電台には、電磁誘導で電力を伝送する機能と、磁力で物体を浮上させる機能が内蔵されている。浮遊させることができる重量は600gまでだ。

チャージングベースには標準モデルの140×140×33mmサイズとやや大きい『OvRcharge Ultra』の170×170×35mmがある。

標準モデルの供給電力は最大500mAhで『OvRcharge Ultra』の供給電力は最大700mAhとなっている。

さらに大型の『OvRcharge Mega』はiPad Proを浮遊させながら充電できるモデルもある。

浮遊させてワイヤレス充電することが流行るかも

『OvRcharge』はKickstarterでキャンペーン中だが、本稿執筆時点で32日のキャンペーン期間を残しながら、既に目標額を達成している。

スマートフォンの充電時間を単なる待ち時間ではなく、またスマートフォンの置き場所を単なる置き場所でもなく、遊び心のあるインテリアにしてしまうという考え方は、これから流行りそうな気がする。

これからは、「浮遊させて充電する」ことが流行るかもしれない。

【参考】

※ OvRcharge: Levitating Wireless Charger by AR Designs – Kickstarter

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