ダルビッシュ、日米初本塁打も5勝目ならず マウンドでは6四死球で5失点

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2016年08月25日 11:20  ベースボールキング

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記念すべきプロ初本塁打を放つもマウンドでは6回5失点と粘れなかったダルビッシュ有
● レッズ 5 − 6 レンジャーズ ○
<現地時間8月24日 グレートアメリカン・ボールパーク>

 レンジャーズのダルビッシュ有が24日(日本時間25日)、インターリーグ(交流戦)のレッズ戦で、日米通じて初となるソロ本塁打を放った。しかし、肝心のマウンドでは6四死球と制球に苦しみ6回5失点(自責点3)。チームは勝利したが、ダルビッシュ自身は白星を逃した。

 5勝目を目指し先発したダルビッシュは、初回を3者凡退に抑える好スタート。すると2回表、7番マザラが15号3ランを放ち、レンジャーズは幸先よく3点を先制した。

 しかしその裏、ダルビッシュが3つの四死球を与え一死満塁のピンチを背負うと、8番カブレラの二ゴロの間に1点を返される。さらに、9番エイドルマンの打席で女房役のルクロイが痛恨の捕逸。三塁走者が労せずホームインし、この回は無安打で2点を返された。

 それでも3−2の5回、ダルビッシュが打席で魅せる。二死走者なしの場面で第2打席に入ると、レッズの先発右腕・エイドルマンが投じた4球目を豪快に中堅スタンドへ運んだ。

 続く1番デスモンドもソロ弾を放ち、3点リードで5回裏のマウンドに上がったダルビッシュだったが、一死から連打を浴びたあと、内野ゴロの間に3失点目。続く6回も四球絡みでピンチを作ると、適時二塁打と犠飛を許し5−5の同点に追いつかれた。

 6回ジャスト100球を投げ切ったが、この日のダルビッシュは制球が安定せず6四死球。野手陣の拙守も重なり今季ワーストとなる5失点(自責点3)を喫し、勝利投手の権利を持たずマウンドを降りた。

 それでもレンジャーズは8回、3番ベルトレが勝ち越しの適時二塁打を放ち勝利。連敗を「3」で止め、再び貯金を「21」とした。

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