さまざまな音を出し、ナビゲーションもできる自転車用のスマートデバイス

0

2016年08月28日 10:10  FUTURUS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

FUTURUSでは、さまざまなスマート自転車を紹介してきたが、やはりすでに乗っていいる愛着のある自転車をスマートにできればその方が良いと思うかもしれない。

それも、簡単にできればなお良い。

そんなニーズに応えたのが自転車に簡単に取り付けられるスマートデバイスの『Shoka Bell』だ。

クラウドファンディングのKickstarterに登場するや、たちまち人気が上昇し、資金調達をあっという間に達成してしまった。

今使っている自転車に後付けできるスマートデバイス

『Shoka Bell』は今使っている自転車に後付けで簡単に取り付けられるスマートデバイスだ。

その名の通りベルとしての機能にも特徴があるが、フロントライトやナビゲーション、盗難防止機能まで搭載している

取り付けは簡単で、自転車のハンドル部分、丁度ベルを取り付ける部分に、マウントを取り付けて、そのマウントに本体を磁石で吸着させて使用する。

つまり、使わないときは、簡単に外しておけるというものだ。

それでは、各機能について見ていこう。

8種類の音を使い分けるベル

ベルは『Shoka Bell』の中心的な機能だ。

単純にベルを鳴らすだけなら敢えて紹介するまでもないが、『Shoka Bell』はジョイスティックの操作の仕方によって、8種類の音を使い分けることができる。

ジョイスティックは、ハンドルから手を離さずに親指を伸ばせば操作できるので、使いやすい。

その音の使い分けは、例えば危険を回避するために自動車に対してならすときは、大きくて鋭い音を鳴らし、歩行者には威圧的ではない優しい音を鳴らすなど使い分けることができる。

しかも周囲の騒音に合わせて自動的に音量が調整されるので、より自分の存在を確実に伝えることができそうだ。

自分の存在を周りに知らせるライト

『Shoka Bell』のライトは、暗がりを照らすためのものではなく、自分の存在や位置を周囲に知らせて安全を確保するためのものだ。そのため、発見されやすい点滅の仕方が工夫されている。

このライトは自動点灯し、周囲の明るさに応じて自動的に明るさが調整される。

スマートフォンと連携したナビゲーション

『Shoka Bell』のナビゲーション機能は、Bluetoothで連携するスマートフォンのアプリを利用している。

アプリで目的地を設定すると、『Shoka Bell』の上部、つまり最も見やすい面で矢印を表示して進むべき方向を示してくれる。

音と光で知らせる盗難防止機能

『Shoka Bell』の盗難防止機能は、マウント側に搭載されたモーションセンサーによるものだ。

『Shoka Bell』本体は磁石でマウントに付いているため、自転車から離れるときには簡単に取り外して携帯できる。

自転車から離れているときに誰かが自転車を動かせば、マウントに搭載されているモーションセンサーが動きを検知し、『Shoka Bell』本体を発光させて警告音を鳴らして異常を知らせてくれる。

この盗難防止機能は、マウントと本体の距離が最大で250メートルまで有効だ。

実用性の高い連続使用時間の長さ

『Shoka Bell』はフル充電で最大200時間使えるので、1日に2時間使う人であれば、100日間は連続使用できることになる。これは非常に実用的だ。

本稿執筆時点では、Kickstarterでのキャンペーン期間を10日残して目標額の2倍以上の資金調達を達成している。

やはり、今持っている自転車に後付けできる気軽さが支持されているのだろう。

【参考】 Shoka Bell: The Ultimate City Cycling Tool by Daniel Falus – Kickstarter

動画・画像が表示されない場合はこちら

    ランキングIT・インターネット

    アクセス数ランキング

    一覧へ

    前日のランキングへ

    ニュース設定