天ぷらの具材といわれて、どんなものを想像しますか? エビやキスなどの魚介類、シソやレンコンなどの野菜類を思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか。しかし実際にはあなたが想像もしなかった超変化球の具材で、とても美味しい天ぷらがたくさん存在するのです。今回は、料理研究家である筆者が、「実際食べてみると美味しい変わりダネ天ぷら」をご紹介します。
■1:カニカマ
カニカマは色や形を蟹に似せた、魚介類の練り物です。魚介類と天ぷらの相性はいわずもがな。天ぷらにすることで、より蟹に近付いた風味を味わうことができます。外はサクサク、中はモチモチという食感がクセになる一品です。
■2:アイスクリーム
「え、冷たいアイスを揚げることなんてできるの!?」と不思議に思われる方も多いでしょう。もちろんそのまま揚げると、溶けてなくなってしまいます。難しそうに思えますが、作り方は至って簡単。アイスの周りを何かで覆えばいいだけです。例えば、パンの耳。アイスに隙間なくくっつけて、さっと手際よく揚げましょう。外はさっくりアツアツ、中は冷たいアイスという、シューアイスのような仕上がりになります。
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■3:アボカド
サクサクの衣に包まれた、とろけるクリーミーなアボカド。熱が通ることで、アボカドのマイルドさにも磨きがかかります。ヘルシーで一度食べると止まらない、女性やお子様にも大人気の一品です。
■4:納豆
納豆好きにはたまらない天ぷらです。サクサクの衣の中には、火を通すことでホクホクに仕上がった納豆が。噛んだ瞬間に、お口の中に芳醇な納豆の香りが広がります。海苔やシソで包んで揚げると簡単で、しかも味にも深みが出ます。
■5:ビスケット
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「ビスケットの天ぷら」は、岩手の名物。食料不足の際に、ボリュームを増やすために天ぷらにして揚げたのが発祥だといわれています。ビスケットは火を通したことで少ししっとりとしなやかな食感に。デザートとして、お好みでお砂糖やシナモンをまぶしてお召し上がりください。
アイスやビスケットというデザート感覚でいただくものから、納豆やアボカドなど定番レパートリーに入れたいものまでをご紹介しました。他にも、世の中にはさまざまな変わりダネ天ぷらが存在します。今回の記事を参考に、あなただけのオリジナル天ぷらを探してみてはいかがでしょうか。(料理研究家 オガワチエコ)
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