『君の名は。』神木隆之介×上白石萌音に聞く「高校時代、やり残したことは?」

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2016年09月03日 11:00  週刊女性PRIME

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高校時代にやり残したことは? という問いに、「女の子を迎えに行きたかったな」と話す神木隆之介 撮影/佐藤靖彦

 気鋭のアニメーション映画監督・新海誠氏の最新作『君の名は。』で、声の出演を務めた神木隆之介と上白石萌音が初共演!

神木「上白石さんと初めて会ったときに、もう座っているだけで“この子、絶対優しい!”みたいな(笑)。そんなオーラが出ていました。そして、まさにそのとおりの子でした」

上白石「神木さんは、やっぱり天才なんだなって。お互い異性の声を演じる場面があるんですが、もう女の子としても完璧! 女子としても勝てない、及ばないんだなって思い知らされました(笑)」

 物語は都会で暮らす男子高生と田舎で暮らす女子高生が夢の中で入れ替わるところから始まる。

 2人はどんな高校生だった?

神木「僕はエピソードがたくさんあります! 宝庫だから(笑)」

上白石「じゃあ、お先に(笑)。私は中学まで地元の鹿児島にいたんですが、高校生になって東京に出てきました。制服もセーラー服から洗練されたブレザーになって(笑)。共学で高校時代は本当に楽しかったな。行事も大好きだったし、勉強も一生懸命やっていましたね。神木さんは?」

神木「僕は授業中によく寝ていました。でも、ちゃんと“先生、寝ます!”と自己申告してから(笑)。上白石さんは、遅刻は大丈夫だった?」

上白石「それが最後のほうはギリギリ綱渡り生活(笑)。というのも、自転車通学だったんですが、最初は15分くらいかかっていたのが日に日に短くなっていって、ある日7分を記録したんです。それからどんどん家を出るのが遅くなっちゃって(笑)」

たくさんの友達に囲まれた高校時代

 高校時代が一番楽しかったと振り返る2人。友達も多かったそう!


高校時代にやり残したことは? という問いに、「女の子を迎えに行きたかったな」と話す神木隆之介 撮影/佐藤靖彦

神木「僕は自分から声をかけたり、隣のクラスの子にお弁当を少しもらったり(笑)、いろいろして仲よくなって、3年生のときは“廊下にいる人たちはみんな友達”のようになっていました」

上白石「私は周りの友達がみんな面白い子たちだったので、いつも笑わせてもらってました。あとは得意の自転車を使って、文化祭のときは買い出しに燃えてました!(笑)」

 目をキラキラ輝かせ話す2人。さぞかしモテたのでは……?

神木「全然モテませんでした。女の子をほかの教室に迎えに行ったりしてキャーとか言われたかったです(笑)。よく少女漫画にあるような、周りがザワつく中、女子が“〇〇くんが呼んでるよ〜”と言って、張本人の女の子は“あんた、何?”というような(笑)」

上白石「私もそうやって男の子に迎えに来られたかったな。“帰るぞ”って」

神木「成立したね(笑)。あとは僕がキャーッて言われるかどうか。“キャー”じゃなくて、“えっ?”って言われるかもしれない(笑)」

 今の仕事をしてなかったら何をしていたと思う?


高校時代にやり残したことは? という問いに「男の子に迎えに来られたかったな」と話す上白石萌音 撮影/佐藤靖彦

神木「物理学者か数学者。これは来世にかけています(笑)。ものの見方が違いますし、数式を見て“これ美しいよね”とか言ってみたいです」

上白石「私は翻訳家。言葉にすごく興味があって語学も好きで。今も大学で翻訳の授業をとっているんです。翻訳家だったら結婚しても子育てしながらでも家で仕事ができるし。以前、ミュージカルで主役をやらせていただいた『赤毛のアン』でレポートを書いたりもしました!」

<作品情報>
◎『君の名は。』
新海誠監督3年ぶりの新作。東京で暮らす男子高校生・立花瀧(神木隆之介)と、田舎で暮らす女子高校生・宮水三葉(上白石萌音)は、互いに入れ替わる夢を何度も見る。やがて、その奇妙な夢を通じ2人は次第に打ち解け合い、惹かれ合っていくが……。

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