香港のファッションイベント「センターステージ(CENTRESTAGE)」で、中国のショールーム「TODOO」のブースが多くのビジターで賑わいをみせている。中国でショールームという業態をいち早く取り入れた企業で、現在は中国を始めオーストラリアやタイなどのブランドを展開。同イベントではアジア圏のバイヤーを中心に商談が進んでおり、今後は事業拡大に向け、日本を含めた様々な国のブランドと提携していく予定だという。
有力ショールーム「TODOO」とは?の画像を拡大 TUDOOは中国本土で定評のあるショールームで、オーストラリアのファッションブランド「Keepsake」や「THURLEY」、中国の「SERAPH SIN」など約30のデザイナーズブランドを扱っている。現在は中国本土のバイヤーやプレスに向けて事業を展開しており、ショールームの他に、デザイナーズブランドを集めたショップ「SERIOUS」も運営。直近の目標は取り扱いブランド数を増やしていくことで、中長期的にはショップの出店と新ショールームの開設も進めていくという。
「センターステージ」出展の目的は、国外バイヤーへの認知度を向上させることと、ショールームで扱いたいブランドのリサーチ。TUDOOのブランドマネージャーFay SUNは「今の中国市場はデザイン性の高いウィメンズ服の需要が高まっており、それに応えるため、新しい発想を持つブランドを求めています」とコメント。日本ブランドについては情報を持っていないということで取り扱いはないが、同氏は「東京のファッションウィークや合同展などに参加して良いブランドを探していきたい」と取り扱いについて前向きな考えを示した。
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