岩隈、7回途中2失点で自己最多に並ぶ15勝目! 青木は今季2号の援護弾

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2016年09月10日 14:10  ベースボールキング

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7回途中2失点の好投で自己最多タイの15勝目を挙げた岩隈久志
● アスレチックス 2 − 3 マリナーズ ○
<現地時間9月9日 オークランド・コロシアム>

 マリナーズの岩隈久志が9日(日本時間10日)、敵地でのアスレチックス戦で7回途中2失点の好投を見せ、自己最多に並ぶ15勝目(11敗)をマーク。「1番・左翼」で先発出場した青木宣親は今季2号となるソロ本塁打を放ち、岩隈の勝利をアシストした。

 マリナーズは初回、二死から3番カノが四球で出塁すると、4番クルーズが右中間フェンス直撃の適時二塁打を放ち先制。3回には先頭の1番青木が初球を力強く振り抜くと、打球は右翼席へ飛び込む2号ソロとなった。

 自身4連敗中の岩隈は、初回から併殺を奪うなど序盤から低めを丁寧に突く投球が光った。テンポもよく4回まで快調にゼロを並べたが、5回は一死から打ち取った当たりが右翼前にポトリ。そこから二死一、二塁とされると、1番ウェンデルに中前適時打を許した。

 それでも、続く2番セミアンを遊ゴロに打ち取り最少失点。6回は相手のクリーンナップを3者連続三振に仕留めると、7回表に女房役の8番ズニーノが10号ソロを左翼席へ運び、再びリードを2点に広げてもらった。

 岩隈はその裏、一死からこの試合初めての四球を与えると、二死から9番マックスウェルに中越えの適時二塁打を浴びて降板した。それでも、二死二塁の場面で登板した2番手のアルタビラが、後続を退けピンチ脱出。岩隈は結局、6回2/3で102球を投げ、7安打5奪三振1四球で2失点の内容。2試合連続でクオリティ・スタート(6回以降、自責点3以内)を達成し、防御率を3点台(3.96)に戻した。

 マリナーズは救援陣が無失点で繋ぎ1点リードを死守。青木は3回に貴重な2号ソロを放ったが、その他の3打席は凡退。8回から守備固めを送られベンチへ下がり、この試合は4打数1安打、1本塁打1打点の成績で、打率は.264となった。

このニュースに関するつぶやき

  • 疲れもあるだろうに厳しい展開をよく乗り切ったと思う。 今季はWHIPが例年になく良くないが、AO/GOが0.8程度と打球が上がる傾向にあるのが効いているのかも。。
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