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東京23区、所得水準1位は港区。ではクリエイティブな人の割合が高い区は?

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2016年09月10日 18:32  新刊JP

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写真23区格差(中央公論新社刊)
23区格差(中央公論新社刊)
東京23区、住む区が違えば、子育て支援や住人の学歴、年収、職業の傾向も変わってくる。

一体、どの区が何の分野で突出しているのか、どの区が住みやすいのか。気になりはしないだろうか。

そういった23区それぞれの特徴を紹介するのが『23区格差』(池田利道著、中央公論新社刊)だ。

本書では、東京23区研究所所長の池田利道氏が、23区の環境や実力についてデータを元にランキングし、解説を加えている。一体どんなことが分かるのだろう?

■所得水準は港区がトップ、では2位は?

まずは所得水準だ。東京23区の所得水準1位は港区。以下、千代田区、渋谷区、中央区、文京区、目黒区、世田谷区の順で続く。

この所得水準の並びとピタリと一致するのが、職業に関するランキングだ。

社会的な地位の高い人を「エスタブリッシュメント層」と言うが、本書では「管理的職業に従事する役員」「専門技術職の役員」「管理的職業につく正規雇用者。役員の一歩手前、大企業の部長職がこれにあたる」という3つの定義にあてはまるエスタブリッシュメント層を算出し、総就業者に占める割合を出した。

その結果、上位七強は、所得水準ランキングと顔ぶれ、順位もまったく同じとなった。あえて違いをあげるとすれば、所得水準16位の台東区が9位に入っていること。台東区には家業の伝統が今も強く残っており、中小企業の役員が多いためだと考えられる。

■プロフェッショナルやクリエイティブな人の割合が高い区は?

続いては住んでいる人の「職種」からその傾向を見ていこう。

ここで取り上げるのが「専門技術職」。研究者、技術者といったイノベーティブな仕事や、作家、編集者、デザイナー、音楽家などクリエイティブな仕事、さらには高い資格を要するクオリファイドな仕事の3つがその代表だ。クオリファイドな仕事としては、裁判官、弁護士、弁理士などの法務専門職と公認会計士、税理士、社労士などの経営、金融関係専門職があげられる。

23区別で見ていくと、プロフェッショナルな職種についている人の割合が一番多いのも港区。特にクオリファイドな職種の多さが目立つ。
2位は渋谷区で、こちらはクリエイティブな職種が多くなっている。

本書を読むと、東京23区で、年収や職業、子育て支援など、それぞれに特徴があるのがよくわかる。23区内にお住まいの方は、自分の住んでいる区がどう評価されているのか、都内に引っ越しを考えている人は、その区の特徴や住んでいる人の職業など、参考にできるところも多いだろう。また、23区内でどんな格差が生まれているのか。良い点悪い点も知ることができる一冊だ。

(新刊JP編集部)

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  • 所得水準が港区1位はどういう調査なのか?運河地区なら都営住宅や賃貸住宅があるんだけど。
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