「今までに見たこともない恐ろしい光景に唖然としました。」
そう語るのは、警察と一緒にロングアイランド・メリックの68歳の男性宅を訪れた「ナッソー郡動物虐待防止協会（SPCA）」のスポークスマン、ゲイリー・ロジャーズ氏だ。
「男性宅の床は糞でまみれ、玄関の戸を開けることもできませんでした。水道も止められ、冷蔵庫の前にも糞の山。扉は当然開きませんよ。冷蔵庫の中は空っぽだと思います。どうやって暮らしていたのか…。」
ロジャーズ氏によると、糞だけでなくハトの餌である種が混じった堆積物は60センチほどもあったという。
さらに「人間が住む家というよりまるで鳥小屋。こんなひどいケースは初めてです。350羽ものハトが勝手気ままに飛び回っているわけでしょう。全部捕まえるのに4時間もかかりましたよ」と驚きを隠せない。悪臭と巻き上がる糞や埃の吸引を避けるため、ハトの保護作業は化学防護服と酸素マスクという重装備で行われたそうだ。
近所に住むキャロル・ボールさんは「私はここに40年も暮らしています。彼がハトを飼っていることは知っていましたが、これほどとは思いませんでした」とショックを隠しきれない。
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出典：http://abc7ny.com
（TechinsightJapan編集部 A.C.）
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