結婚前の「海外旅行」で分かった恋人のトホホな実態

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2016年10月02日 13:32  新刊JP

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結婚前の「海外旅行」で分かった恋人のトホホな実態
「一生のイベント」といえる結婚。

その後数十年、同じ人と暮らしていくと考えれば、相手選びには絶対に気をつけたいもの。

自分の性格と合うか、いざというときに一緒に危機を乗り越えていけるか。気になるところは山ほどあります。

では、結婚前に、うまく相手とやっていけるか見定めることなんてできるのでしょうか。

ヴァージニア大学准教授のメグ・ジェイ氏は、20代に向けて書かれた著書『人生は20代で決まる 仕事・恋愛・将来設計』(早川書房刊)の中で、結婚相手選びに失敗したくない若者に向けて、大学の先生らしく、次のような方法を提示します。

「海外旅行(特に第三世界)に行くべし!」

■海外旅行は相手の本質を見極められる場所

「海外旅行に行くべし」。これは、慣れない異国の地で長い間二人きりで過ごす中で相手の本質が見えてくるというもの。

このジェイ氏の意見に同調する女性は少なくありません。都内の制作会社で事務の仕事をしている高梨純子さん(仮名・35歳)も、「結婚前に、ちょっと長い海外旅行は絶対に行った方がいい」と訴えます。

「計画を立てるところから、移動で起きるハプニングへの対応、飛行機に乗ったときの周囲の人たちへの振る舞い、ホテルでの過ごし方とか…いろいろありますよね。
 
私の場合、ホテルの部屋に入った直後に一気に荷物を広げて散らかす男に幻滅しました。すぐに片づければいいんですけど、そのまま。もともと家も散らかっていたから、考えてみれば分かることなんですが、きれいな部屋をなんでこんなに短時間に散らかせるんだろうと不思議に思っていました。
 
それで、あ、この人はもし新居に引っ越しても、すぐ散らかすんだろうな、と」


高梨さんと同じように「海外旅行で男に幻滅したことがある」と語る主婦の藤村知美さん(仮名・32歳)は次のようにコメントします。

「だいぶ前ですけど、中東の国を旅行したとき、現地の市場で英語があまり通じないと分かった瞬間に、相手とのコミュニケーションを全部私に任せてきた男がいました。
 
私も現地の言葉は分からないから、拙い英語と手差し指差し、あとは通訳をしてくれる親切な人がいてなんとか買い物をしたけれど…。彼はずっと後ろから見ているだけ。マジかよって思いました。その後はもちろんケンカです」


他にも食事の際のトラブル、思い通りいかないことにすぐに苛立つ、などそれぞれ許せないポイントがあるものの、最後に口を揃えていったのがこの言葉でした。

「旅行中にケンカして、次の日には元通りコミュニケーションが取れる人は上手くやっていけるけど、それをずっと引きずっている人とはやっていけないですよね」

 ◇   ◇   ◇

自分と相手の相性、許せるポイントと許せないポイント、すべてが露わになるのが海外旅行です。

本書の中で、ジェイ氏はさまざまな研究結果とデータを用いながら、良い将来を過ごすために20代が何をすべきについて検討しています。もし今の恋人と将来の結婚を考えているのであれば、ちゃんと相性の良さをはかるために長い旅行へと出てみてはいかがでしょうか。

(新刊JP編集部)

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  • 英語も通じない国なら、スマホか何かの翻訳でどうにかできない限り行きたくなーい。リスク対メリットのコスパが悪すぎる。
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